【大学受験2019】京大が3/10合格者発表、経済学部で掲示ミス…設問文の修正も

 京都大学は2019年3月10日、平成31年度一般入試(前期日程)の合格者を発表。募集人員2,669人に対し、2,722人が合格した。また、同日に学部掲示板での合格者の受験番号掲示におけるミスや、理科(物理)の設問文中に不正確な記述があったことを公表している。

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 京都大学は2019年3月10日、平成31年度一般入試(前期日程)の合格者を発表。募集人員2,669人に対し、2,722人が合格した。また、同日に学部掲示板での合格者の受験番号掲示におけるミスや、理科(物理)の設問文中に不正確な記述があったことを公表している。

 京都大学の平成31年度一般入試(前期日程)は2019年2月25日から27日までの3日間にわたり実施された。前期日程は募集人員2,669人に対して、志願者数は合計7,511人、第1段階選抜合格者は7,426人。3月10日午後1時、京都大学入試情報Webサイトおよび各学部掲示板において合格者の受験番号が掲示され、合格者2,722人が発表された。

 京都大学は同日、合格発表の際、経済学部の学部掲示板では誤って14人分が表示されていない状態で掲示されていたことを公表。誤りを正したものは、同日午後3時に掲示し直すとともに、当該の合格者全員にその旨を伝え、謝罪したという。

 経済学部は、文系志願者数519人のうち193人、理系志願者数143人(第1段階選抜合格者は121人)のうち25人が合格している。なお、入試情報Webサイトは当初の発表時点から正しく発表されていた。

 そのほか、26日に実施された理科(物理)の問題IIIの設問文中に、不正確な記述があることが判明している。3月10日に公表された内容によると、「q’ は1より小さい正の実数である。」と記述したが不正確な記述だったことから、「q’ は正の実数である。」に修正。受験生が解答を導くうえで影響がなかったことが確認されたため、採点上の特別な措置は行われていない。

《黄金崎綾乃》

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