Scratch3.0、IEはサポート外…適切なブラウザ環境を呼びかけ
未来の学びコンソーシアムは2019年3月11日、Scratchのバージョンアップに伴いブラウザ環境についての問合せが増えていることから「未来の学びを実現するブラウザ環境について」を発表した。オフライン版についても紹介している。
教育ICT
先生
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
Scratchは1月、2.0から3.0にバージョンアップした。このバージョンアップに伴い、マイクロソフト社製ブラウザ「インターネットエクスプローラ(IE)」がサポートブラウザではなくなり、未来の学びコンソーシアムが提供するScratchを用いたプログラミング教育コンテンツもIEでは動作しなくなった。
未来の学びコンソーシアムには「今後どのブラウザを使うべきか」について、多くの問合せが寄せられているという。これを受けて、「未来の学びを実現するブラウザ環境について」を発表。学校や教育委員会に対して、小学校プログラミング教育の円滑な実施に向けて、授業で用いるプログラミング教材が動作する適切なブラウザ環境を用意することを呼びかけている。
ScratchのWebサイトによると、Scratch3.0のサポートブラウザ(2019年3月12日時点)は、デスクトップが「Chrome(バージョン63以上)」「Edge(バージョン15以上)」「Firefox(バージョン57以上)」「Safari(バージョン11以上)」。タブレットが「Mobile Chrome(バージョン62以上)」「Mobile Safari(バージョン11以上)」。
また、Scratchはブラウザを利用しないオフライン版も用意。オフライン版をインストールすることで、一部を除いてオンライン版(ブラウザ版)と同等の機能が利用可能になるという。
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