【大学受験2021】京大、共通テスト「英語」に関する書類の様式案公表

 京都大学は2019年3月27日、2021年度入学者選抜における大学入学共通テストの「英語」についての予告を発表した。英語認定試験の成績に代えて提出を認める「英語の言語運用能力に関する書類」の様式案を、PDF形式でWebサイトに掲載している。

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京都大学:2021年度入学者選抜における大学入学共通テストの「英語」について(予告)
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 京都大学は2019年3月27日、2021年度入学者選抜における大学入学共通テストの「英語」についての予告を発表した。英語認定試験の成績に代えて提出を認める「英語の言語運用能力に関する書類」の様式案を、PDF形式でWebサイトに掲載している。

 京都大学が2018年12月14日に発表した「2021年度入学者選抜における変更について(予告)」では、一般入試において、大学入学共通テストの外国語で英語を受験した出願者に対し、CEFR対照表のA2レベル以上に相当する英語力を求めるとし、英語認定試験の成績または在学するまたは卒業した高校の校長により同等の英語力があると認められることが明記された書類の提出を求めることとしている。

 このたび、英語認定試験の成績に代えて提出を認める「英語の言語運用能力に関する書類」の様式案が決定。京都大学Webサイトに「英語の言語運用能力に関する書類作成について(お願い)(案)」「英語言語運用能力証明書(案)」をPDF形式で掲載した。

 「英語の言語運用能力に関する書類作成について(お願い)(案)」では、京都大学に出願しようとする者から証明書の作成依頼があった際は、授業の学習状況や校内の考査・試験の結果などから総合的に評価し、規定のレベル以上の英語力が備わっていると判断する場合、所定の様式を用いて「英語言語運用能力証明書」を発行することとしている。英語力の確認については、高校の授業における英語の科目の教授および学習指導を担当する者など、個々の生徒の英語力について的確に把握および評価をする立場にある者が行うよう求めた。

 なお、様式案は今後、必要に応じて修正を行うこととし、確定した様式は2019年度内に発表するとしている。

《桑田あや》

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