シャープ、高精細4K液晶パネル搭載の電子黒板3機種発売
シャープは2019年4月15日、高精細4K液晶パネル搭載のコントローラー内蔵のタッチディスプレイ「BIG PAD」3機種を発売すると発表した。ラインアップは85V型/75V型/65V型の3サイズ。電子黒板の4K化を加速させる。
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
BIG PADは、高精細4Kパネルを搭載したコントローラー内蔵のタッチディスプレイ。微細な文字や図表、地図だけでなく、デザイン画や設計図面なども鮮明に表示できる。最大4台までのパソコン画面をマルチ表示でき、4台それぞれの画面をフルHDで表示できる。
タッチパネルは「InGlass」方式を採用。タッチポイントを検出する赤外線が液晶パネル表面のごく近接した位置を走査する“低ホバー設計”により、衣服の袖への不要な反応など誤動作を抑え、快適な操作性を実現した。同梱のタッチペンは、両端に太さ2mmと4mmの2種類のペン先を備え、1本のペンで細字と太字を書き分けられる。
コントローラーを内蔵し、ホワイトボード機能やモバイル機器とのワイヤレス接続機能など、ミーティングで役立つ基本機能が標準装備されている。さらに、新ユーザーインターフェース「IWBランチャー」を採用。デスクトップ画面に並んだ「Direct Drawing(ホワイトボード)」「Wireless Display(モバイル機器のワイヤレス接続)」などのアイコンをタッチするだけで、使いたい機能をすぐに起動できる。
シャープのクラウド型テレビ会議システム「TeleOffice(別売)」を組み合わせれば、遠隔地と資料を共有しながら会議も可能。スマートフォンやタブレット端末からも会議に参加できる。
BIG PADは、横置き設置だけでなく、縦置き設置も可能。タッチ機能を生かした大画面サイネージとしても使うことができる。斜め置き設置もできるので、デザイン画や設計図面のレビューにも適しているという。
「PN-L751H」と「PN-L651H」は2019年5月下旬、「PN-L851H」は6月下旬発売予定。希望小売価格はオープン。月産台数はシリーズ合計600台を見込んでいる。
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