ロボット競技会への参加支援プログラム、参加校募集

 レゴ社の教育部門レゴエデュケーションと青少年科学技術振興会FIRST Japanは、国際的なロボット競技会「FIRST LEGO League(FLL)」の国内での普及とSTEAM教育の促進を目的に、「FLL学校チャレンジ」プログラムへの参加を希望する小中学校を募集する。

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 レゴ社の教育部門レゴエデュケーションと青少年科学技術振興会FIRST Japanは、国際的なロボット競技会「FIRST LEGO League(FLL)」の国内での普及とSTEAM教育の促進を目的に、「FLL学校チャレンジ」プログラムへの参加を希望する小中学校を募集する。

 1998年に始まった「FIRST LEGO League(FLL)」は、9歳から16歳を対象とし、世界98か国以上約4万チームが参加する世界最大級のロボット競技会。プログラミングしたロボットの動作とプレゼンテーションで点数を競い、各国の大会で入賞した上位チームは世界大会へ出場することができる。日本からも毎年約10チームが参加しているという。

 「学校チャレンジ」は、FLLの参加支援プログラム。小中学校を対象に、8月1日に始まるFLLの2019-2020年シーズンからFLL対応教材として、世界各地の大会に導入されることになったSTEAM教材「レゴエデュケーションSPIKEプライム」を無償提供するほか、指導者講習会の無料実施や大会参加費の割引などにより、参加を希望する学校の生徒や教職員が、ロボット競技を通したプログラミング学習に取り組みやすい環境作りをサポートする。このプログラムを通じて2019年、日本で初めて公立中学校が世界大会に出場している。

 また、小学低学年を対象とした「FIRST LEGO League Jr.(FLL Jr.)」に、レゴエデュケーションのロボット教材「レゴエデュケーションWeDo 2.0」の無償提供や指導者講習の無料実施などのサポート付きで参加を希望する小学校も、2018年に引き続き併せて募集する。

 対象は全国の小中学校(国公私立不問)。採択数は、FLL、FLL Jr.各10校。参加を希望する学校は、「First Japan」Webサイトからダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、メールに添付して送ること。応募期間は6月1日から8月17日。先着順で定員に達し次第、Webサイトにて募集終了を発表する。結果発表は、一次発表が7月15日、最終発表が8月19日を予定。

 なお、FLLおよびFLL Jr.の2019-2020年シーズンの大会テーマは、8月1日にグローバル発表予定としている。

◆FLL・FLL Jr.「学校チャレンジ」プログラム
対象:全国の小中学校(国公私立不問)
採択数:FLL、FLL Jr.各10校
応募期間:2019年6月1日(土)~8月17日(土)
※先着順で定員に達し次第、「First Japan」Webサイトにて募集終了を発表
応募方法:「First Japan」Webサイトからダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、メールに添付して送る
結果発表:「First Japan」Webサイトにて発表
<一次発表>2019年7月15日(月・祝)
<最終発表>2019年8月19日(月)

《桑田あや》

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