「BRITA学生マイボトルコンテスト2019」参加者募集開始、応募締切10/31

 ドイツ生まれの家庭用浄水器メーカーのブリタジャパンは、「BRITA 学生マイボトルコンテスト 2019」を開催し、2019年6月10日より参加者の募集を開始した。応募締切は10月31日。なお、応募前に事前エントリーが必要。事前エントリーの締切は10月20日。

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学生マイボトルコンテスト
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 ドイツ生まれの家庭用浄水器メーカーのブリタジャパンは、「BRITA 学生マイボトルコンテスト 2019」を開催し、2019年6月10日より参加者の募集を開始した。応募締切は10月31日。なお、応募前に事前エントリーが必要。事前エントリーの締切は10月20日。

 昨今、世界中でペットボトルごみが深刻な問題として議論されている。国連環境計画(UNEP)が2018年6月に発行した「Single-use Plastics: A roadmap for Sustainability」によると、日本は1人あたりの使い捨てプラスチックごみの発生量が米国についで世界第2位と多い。また、PETボトルリサイクル推進協議会の「PETボトルリサイクル年次報告書2018」によれば、日本での清涼飲料用ペットボトルの使用量は1年間に227億本もなるなど、中長期的な対応が求められている。

 「BRITA 学生マイボトルコンテスト 2019」は、ペットボトルごみの量を減らす有効な手段として注目されている「マイボトルを持つ人が増えるためにはどうすれば良いか」というテーマで、学生から自由なアイデアを募集するコンテスト。次世代のリーダーとなる学生に、環境について考えるきっかけを提供したいという想いから本コンテストが開催される。

 コンテストでは、掲げられたテーマのもと、企画・デザイン案の2軸でアイデアを募集。「企画提案」は2名以上のチーム、「デザイン提案」は1名以上で応募する。参加対象は、2019年4月1日時点で大学、短期大学、高等専門学校、専修学校(各種学校)に在学している学生で、チームはゼミ、サークル、同じ授業の履修者、NPOのボランティアなど、どのような組み合わせでも良い。

 趣旨への理解、実現可能性、新規性といった観点から審査され、最優秀賞、優秀賞、BRITA賞、オルタナ賞が選ばれ、それぞれに賞金が贈られる。結果発表は2019年11月中旬を予定している。

 応募はWebサイトから受け付ける。応募にあたり事前エントリーが必要。事前エントリーの締切は2019年10月20日。事前エントリー後に本提案の提案提出先が知らされ、10月31日までに提出する。

 本コンテストは、2019年に使い捨てプラスチックごみ削減を目指して発足した「BRITA EcoWater Action 2021」の一環として実施するプログラム。ブリタジャパンは本コンテストをきっかけに、研究・教育機関との交流を生み出し、「BRITA EcoWater Action 2021」やBRITAの企業活動に生かしていく産学連携の取組みも推進していきたいと考えているという。

◆BRITA学生マイボトルコンテスト2019概要
募集期間:2019年6月10日(月)~10月31日(木) 
※応募にあたっては事前エントリーが必要
エントリー締切:2019年10月20日(日)まで
<募集部門>
A.企画部門
 マイボトルを取り巻く現状や課題などを記したうえで、マイボトルを持つ人が増えるための企画を提案。資料はパワーポイントなどのプレゼンテーションソフトで作成して送る
B.デザイン部門
 マイボトルを持ちたくなるようなポスターやグッズ、キャラクターなどのデザイン作品を応募。作品は撮影した画像やデータにして送る
<応募条件>
・「マイボトルを持ってペットボトルごみを削減させよう」という本コンテストの趣旨に賛同していること
・「企画提案」は2名以上のチーム、「デザイン提案」は1名以上で応募すること
・メンバー全員が2019年4月1日時点で大学、短期大学、高等専門学校、専修学校(各種学校)、に在学していること
※ただしチームはゼミ、サークル、同じ授業の履修者、NPOのボランティアなど、どのような組み合わせでも可

《鶴田雅美》

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