渋谷区、東急電鉄・DeNAら5社と協定…次世代教育モデル展開へ
渋谷区教育委員会は2019年6月17日、東京急行電鉄(東急電鉄)、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー(DeNA)、GMOインターネット、ミクシィの5社と「プログラミング教育事業に関する協定」を締結。「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」を推進すると発表した。
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プログラミング
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渋谷区教育委員会は、2017年9月から渋谷ICT教育システム「渋谷区モデル」を推進しており、渋谷区立小中学校の生徒約8,500人(2019年5月1日現在)に1人1台セルラータブレットを配布するなど積極的に教育の情報化に取り組んできた。また、サイバーエージェント、DeNA、GMOインターネット、ミクシィの4社もそれぞれ、子会社を通じたプログラミング教育事業の運営、プログラミング教育向けの専用アプリの開発、講師派遣や授業提供、プログラミング教育メディアの運営など、プログラミング教育に積極的に取り組んでいる。
「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」では、渋谷区教育委員会とIT企業4社、渋谷に拠点を構える東急電鉄の計6団体が連携。渋谷区立小中学校でのプログラミング教育の充実を図り、次世代に必要な資質・能力を持った人材を渋谷から輩出する土台作りを進めることを目的に、小中学生向けのプログラミング教育カリキュラムの開発、教育現場支援、企業訪問などによるIT人材育成に向けたキャリア教育支援などを展開する。
2019年度は具体的な取組みとして、2020年度の小学校におけるプログラミング教育の必修化を見据え、夏休み期間中にプログラミングワークショップを開催する予定。さらに、渋谷区立小中学校におけるプログラミング教育カリキュラムの開発支援や、所属する教師に対するプログラミング教育の研修を行う。
6団体は、官民連携によるプロジェクトの一連の取組みを体系化し広く発信することで、日本全体のプログラミング教育を牽引し、社会における人づくりに貢献していきたいとしている。
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