TOEIC、L&R平均スコアは公開テスト580点・IPテスト471点

 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2019年7月1日、2018年度のTOEIC Programの受験者数と平均スコアを発表した。TOEIC L&Rの平均スコアは、公開テスト580点、IPテスト471点、受験者数は公開テスト121万2,000人、IPテスト124万4,000人であった。

教育業界ニュース 英語・語学
TOEIC L&Rの実受験者数と平均スコア
TOEIC L&Rの実受験者数と平均スコア 全 4 枚 拡大写真
 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2019年7月1日、2018年度のTOEIC Programの受験者数と平均スコアを発表した。TOEIC L&Rの平均スコアは、公開テスト580点、IPテスト471点、受験者数は公開テスト121万2,000人、IPテスト124万4,000人であった。

 日本でTOEIC Programを実施・運営するIIBCは毎年、前年度のTOEIC Programの公開テストと団体特別受験制度(IPテスト)の詳細なデータをまとめ、「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」として発表している。

 「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2019」によると、2018年度の聞く・読む力を測る「TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)」全体の平均スコアは、公開テスト580点IPテスト471点。受験者数は、公開テストが前年度比2万人増の121万2,000人、IPテストが前年度比4万5,000人減の124万4,000人。

 教育機関で実施されたIPテストの受験者数と平均スコアを所属学校別にみると、中学校408人・521点、高校2万8,563人・418点、高専1万5,286人・361点、短大7,384人・415点、大学43万3,002人・454点、大学院9,523人・530点、専門学校1万9,955人・477点であった。

 一方、話す・書く力を測る「TOEIC Speaking & Writing Tests(TOEIC S&W)」全体の平均スコアは、公開テストではTOEIC Speaking Testが123.7点、TOEIC Writing Testが142.2点IPテストではTOEIC Speaking Test が103.8点、TOEIC Writing Testが122.8点。受験者数は、公開テストが前年度比100人増の1万4,300人、IPテストが前年度比1,200人増の2万5,000人。

 また、英語学習初級者から中級者を対象とした「TOEIC Bridge Test」は、全体の平均スコアが128.8点、受験者数が4,214人だった。

 「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2019」は、IIBCのWebサイトより公開されており、各テスト受験者の業種・役職・所属学校・専攻別の平均点など、詳細データを確認することができる。

《奥山直美》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集