学研プラスは、オランダのアーティスト、テオ・ヤンセン氏の国内展覧会の窓口権を取得。その第1弾として、札幌芸術の森美術館にてテオ・ヤンセン展を開催する。
テオ・ヤンセン氏は1948年生まれ、オランダのスフェベニンゲン出身。デルフト工科大学で物理学を学んだ後、画家に転向。1990年より「生命体をつくる」思いに駆られ、プラスチックチューブでできた生命体「ストランドビースト」(以下、ビースト)を生み出した。
ビーストの最大の特徴である「本物の生き物のような動き」は、物理学の知識とコンピュータ・プログラムを駆使して脚の形と構造を導き出したという。特定の生物をモデルにすることなく、自身の頭の中に思い描いた「生物」の動きを実現している。
7月13日のオープン当日と翌14日は、会場でヤンセン氏本人が「リ・アニメーション」という実際にビーストを動かす実演を行う。2日とも午前10時から午後5時まで1時間おきに15分程度実施予定。また、ヤンセン氏によるビーストの解説も行う。スタッフによるリ・アニメーションは会期中毎日実施する。
◆テオ・ヤンセン展
日時:2019年7月13日(土)~9月1日(日)9:45~17:30(入館は17:00まで)
会場:札幌芸術の森美術館(北海道札幌市南区芸術の森2丁目75番地)
入場料:一般1,300円(1,100円)、高大生800円(600円)、小中学生500円(300円)
※( )内は前売りと20人以上の団体料金
※小学生未満無料