国際生物学オリンピック、日本チームは全員メダル獲得
第30回国際生物学オリンピックが2019年7月14日から20日まで、ハンガリーのセゲドで開催された。日本からは4名の高校生が参加し、銀メダル2名、銅メダル2名と、全員がメダルを獲得する好成績を収めた。
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国際生物学オリンピック(IBO)は、生物学に関心を持つ高校生などを対象とした国際的なコンテスト。優れた生徒が一堂に会し、刺激を与え挑戦させることにより、その能力を伸ばし、科学者に育てることなどを目的に行われている。実験問題と理論問題が課され、個人戦で競い合う。成績優秀者には金メダル(参加者の約1割)、銀メダル(同2割)、銅メダル(同3割)が贈られる。
第30回国際生物学オリンピックは、2019年7月14日から20日までハンガリーのセゲドで開催された。72か国・地域から285名が参加し、日本からは4名が参加。日本チームは銀メダル2つ、銅メダル2つと全員がメダルを獲得する好成績を収めた。
銀メダルは、鳥取県立鳥取西高等学校3年生の小野俊祐さん、灘高等学校3年生の椋木優斗さんの2名。銅メダルは、灘高等学校2年生の長谷川修造さん、栄光学園高等学校2年生の星野敬太さんの2名。
日本は、IBOに2005年から参加し、毎年4名の選手を派遣している。日本代表のメダル獲得は15年連続、派遣した生徒4人全員のメダル獲得は13年連続となる。2020年のIBOは7月に長崎で開催される。
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