都立多摩図書館、科学に関する企画展示や講演会

 東京都立多摩図書館は国立天文台の後援のもと、企画展示「サイエンス・ブック・ラボ」を2019年9月11日から12月4日に開催。さらに、10月27日には国立天文台の本間希樹教授による講演会、11月4日には小学生向けワークショップを実施する。

教育イベント 小学生
企画展示「サイエンス・ブック・ラボ」
企画展示「サイエンス・ブック・ラボ」 全 2 枚 拡大写真
 東京都立多摩図書館は国立天文台の後援のもと、企画展示「サイエンス・ブック・ラボ」を2019年9月11日から12月4日に開催。さらに、10月27日には国立天文台の本間希樹教授による講演会、11月4日には小学生向けワークショップを実施する。

 企画展示「サイエンス・ブック・ラボ」では、読み終えたあとに世界を見る目が少し変わるような、科学の面白さを伝える本を自然科学の各分野から選んで展示。「科学タイプ診断チャート」を辿って、動物、植物、鉱物、気象、絶滅生物、宇宙の秘密に迫るブースや、研究記録やスケッチ、剥製などが並ぶ「科学者たちの研究室」、科学にまつわる謎を解きながら図書館の中を巡る「科学×図書館謎解きラリー」などを実施する。なお、科学×図書館謎解きラリーの正解者にはプレゼントを用意している。

 このほか、東京都立高校の科学系部活動紹介&部員のおすすめ本展示、「かがくのとも」50周年記念バックナンバー600号一斉展示、絵本作家かこさとしさんを知る本、明治から昭和の科学の本などが見どころとだという。

 10月27日には、国立天文台水沢VLBI観測所教授・所長の本間希樹氏による講演会「大宇宙、ブラックホールへの挑戦」を開催。人類で初めて撮影に成功したブラックホール研究プロジェクトや、これまでの研究者としてのキャリアなどについて話す。締切りは10月11日。定員は120名。誰でも応募できるが、応募多数の場合は中高生を優先して抽選することがある。

 11月4日には、小学生向けワークショップ「科学の本を読んで実験 みんなで新聞紙ドームをふくらませよう!」を開催。空気の力を体感する実験と本の紹介を行う。定員は30名(申込先着順)。保護者の参観も可能。

 講演会とワークショップの申込みは、東京都立図書館Webサイトまたは電話、来館にて受け付けている。いずれも参加無料。

◆企画展示「サイエンス・ブック・ラボ」
日時:2019年9月11日(水)~12月4日(水)10:00~21:00(土日祝休は17:30まで)
休館日:2019年9月20日(金)、10月3日(木)・18日(金)、11月7日(木)・15日(金)
会場:東京都立多摩図書館 1階展示エリア(東京都国分寺市泉町2-2-26)
※館内各所でも関連する展示を行う
入場料:無料

<講演会「大宇宙、ブラックホールへの挑戦」>
日時:2019年10月27日(日)14:00~16:00(13:30開場)
場所:2階セミナールーム
募集人数:120名
※誰でも応募できるが、応募多数の場合は中高生を優先して抽選することがある
締切:2019年10月11日(金)
参加費:無料
申込方法:東京都立図書館Webサイトまたは電話、来館にて申し込む

<科学の本を読んで実験 みんなで新聞紙ドームをふくらませよう!>
日時:2019年11月4日(月・振休)13:30~14:30
会場:2階セミナールーム
※1階のこどものへやに開始5分前に集合
対象:小学生(保護者の参観も可能)
募集人数:30名(申込先着順)
参加費:無料
申込方法:東京都立図書館Webサイトまたは電話、来館にて申し込む

《桑田あや》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集