Z会×EduLab、AIによるスピーキング自動採点の共同研究
Z会グループは、教育サービス事業およびAI事業を展開するEduLabと資本業務提携を締結し、第1弾としてAIを活用した英語スピーキング能力の自動採点に関する共同研究を開始すると発表した。
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Z会グループとEduLabは2018年12月、資本提携を締結。今回、共同研究契約を締結し業務提携を本格的に開始することとなった。その第1弾として、英語学習におけるスピーキング能力測定および自動採点技術の共同研究を開始する。
次期学習指導要領や2020年度の大学入試改革をきっかけに、英語では「話す・書く・読む・聞く」の4技能の教育および能力測定が重要視されている。特に、話す(スピーキング)能力の測定・評価については、コストがかかり、また評価者により結果にバラつきが生まれやすい点が懸念されている。
共同研究では、Z会グループが実施する英語4技能テスト「英語CAN-DOテスト」(2018年度受験者実績:約8,000名)での数万規模の解答音声データ、観点別の評価データを活用。さらに、EduLabが持つテスト技術およびAIを活用した自動採点技術を用いることで、スピーキングの自動採点を研究開発していく。
また、CEFR-Jの開発者である東京外国語大学大学院の投野由紀夫教授を監修者に迎え、スピーキング自動評価の妥当性や信頼性に関するアドバイスのほか、研究成果の学会などでの共同発信を行う。
Z会グループとEduLabは、教育現場や学習者のさまざまなニーズを発掘し、両者の持つ資産を組み合わせることで、より良い学習機会の提供に向け貢献していくとしている。
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