スタディプラス、デジタル教材の学習データ集約サービスを開始

 スタディプラスは2019年9月30日、学習塾で利用されるデジタル教材の学習データを集約する「Studyplus for School SYNC(シンク)」を開始すると発表。第1弾として、キラメックスが提供するプログラミング教室「TechAcademyジュニア」と提携を開始した。

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Studyplus for School SYNC
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 スタディプラスは2019年9月30日、学習塾で利用されるデジタル教材の学習データを集約する「Studyplus for School SYNC(シンク)」を開始すると発表。第1弾として、キラメックスが提供するプログラミング教室「TechAcademyジュニア」と提携を開始した。

  教育事業者向け学習プラットフォーム「Studyplus for School」は、スタディプラスが提供する学習管理SNS「Studyplus」によって取得できる勉強の進捗度合いや蓄積された学習データを、教育事業者が生徒のサポートや分析などに活用できるサービス。現在、全国の学習塾・予備校約500校以上に導入され、先生と生徒をつなぐ学習管理ツールとして利用されている。

 「Studyplus for School SYNC」は、デジタル教材を複数利用することによって、生徒のデジタル教材の利用・進捗状況を把握する管理業務が煩雑になるという教育現場の課題解決に向けてサービスを開始。デジタル教材の学習データを「Studyplus for School」および「Studyplus」に集約することによって、先生の管理業務を軽減するとともに、紙・デジタルといった教材の種類にとらわれず生徒の学習データを容易に収集・分析し、生徒ひとりひとりの進度・モチベーションに合わせて指導するアダプティブラーニングの実現を目指す。

  第1弾として、キラメックスが提供するプログラミング動画教材「TechAcademyジュニア」の教室を対象に提携を開始。Studyplus for School SYNCによって動画教材の再生履歴が自動で記録され、校舎の先生と本部でリアルタイムに把握することが可能になる。これにより、導入校舎の先生の管理業務の負担が軽減されるとともに、生徒、先生、本部間でのコミュニケーションがより容易になるという。

 Studyplus for School SYNCは、今後も提携先を拡大する計画。

《桑田あや》

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