中学校・高校向け防災学習ブック&教師用マニュアル発売

 明石スクールユニフォームカンパニー(明石S.U.C.)は、中学校・高等学校向けの防災学習ブック「災害と向き合う」「災害と生きる」、中高一体型教師用マニュアル「防災教育をデザインする」を発売した。

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左から中学校向け教材、高等学校向け教材、中高教師用マニュアル
左から中学校向け教材、高等学校向け教材、中高教師用マニュアル 全 2 枚 拡大写真
 明石スクールユニフォームカンパニー(明石S.U.C.)は、中学校・高等学校向けの防災学習ブック「災害と向き合う」「災害と生きる」、中高一体型教師用マニュアル「防災教育をデザインする」を発売した。

 明石S.U.C.は2017年より「明石セーフティープロジェクト」として、社会防災学科を有する神戸学院大学との産学連携プロジェクトを発足。想定される災害に備え、子どもたちを守るための防災関連商品や防災教材の開発を行っており、2018年には「小学校向け防災学習ブック」を発表している。

 今回発売された中学校・高等学校向けの防災学習ブックは、文部科学省が推進する「主体的・対話的で深い学び」に対応した内容を取り入れている。中学生・高校生は有事の際に守られるだけでなく、地域の防災リーダーとして動けるようになってほしいとの思いから、ボランティアや応急手当の方法、ワークショップなど、より実践的な内容を記載。夏休みの自宅学習・宿題としても活用できる。

 さらに、中高一体型の教師用マニュアルを付属。防災教育の意義や年間指導計画の作成方法など、防災教育の導入にあたって悩む先生をサポートする。

 執筆者は、神戸学院大学現代社会学部社会防災学科・教授の前林清和氏、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科・特任教授の諏訪清二氏、常葉大学大学院健康科学研究科・准教授の木村佐枝子氏、関西国際大学・助教の田中綾子氏ら8名。

 本体価格は各728円(税別)。サイズはいずれもA4。ページ数は中学校向けが80ページ、高等学校向けが88ページ、教師用マニュアルが48ページ。

◆中学校・高等学校向け防災学習ブック
本体価格:各728円(税別)
サイズ:A4
ページ数:
・中学校向け防災学習ブック「災害と向き合う」:80ページ
・高等学校向け防災学習ブック「災害と生きる」:88ページ
・中学校・高校教師用マニュアル「防災教育をデザインする」:48ページ

《桑田あや》

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