【大学受験】共通ID発行中止、高校などに返送方法を確認する方針
大学入試センターは2019年11月7日、大学入試英語成績提供システムの導入見送りに伴う共通ID発行申込書の取扱いについての情報を更新。高等学校等経由で申込みをした場合、順次、大学入試センターより、高校など学校宛てに返送方法について確認の連絡をするという。
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文部科学省は2019年11月1日、2021年度大学入学者選抜から導入予定だった英語民間試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」の導入見送りを発表した。大学入試センターは同日、この方針を受けて「共通ID」発行申込みの受付を中止。共通ID発行申込書を準備していた人に申込みをしないように呼びかけるとともに、すでに発送済の場合には個別で返送するとしていた。
7日に追加された情報は、高校など学校経由で申込み、すでに発送している場合の対応について。高校側が個々に返却する手間をかけないよう、申込者ごとに簡易書留郵便で返送することとなっていたが、高校など宛にまとめて返送を希望する場合もあるため、順次、大学入試センターが学校に対して確認の連絡をするという。高校などが作成した総括表については以前の発表のとおり、高校など宛に返送する。
個人で申込みをした場合、返送が不要の場合の対応、および返送の時期についても変更なし。2019年11月下旬以降、順次、簡易書留郵便にて返送する。
《黄金崎綾乃》
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