【大学受験2020】東京大学、推薦入試に173人出願

 東京大学は2019年11月11日、2020年度(令和2年度)推薦入試の出願状況を発表した。100人程度の募集に対し、工学部や医学部など10学部11学科に173人が出願。経済学部や薬学部などでは出願者数が募集人員を下回った。12月2日には、第1次選考結果が発表される。

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 東京大学は2019年11月11日、2020年度(令和2年度)推薦入試の出願状況を発表した。100人程度の募集に対し、工学部や医学部など10学部11学科に173人が出願。経済学部や薬学部などでは出願者数が募集人員を下回った。12月2日には、第1次選考結果が発表される。

 2020年度東京大学推薦入試は、インターネット出願登録を経て、2019年11月1日から6日まで出願を受け付けた。募集人員100人程度に対し、出願者数は173人。前年度の185人より、12人減少した。

 学部・学科別の出願者数は、法学部14人(募集人員は10人程度)、経済学部6人(同)、文学部11人(同)、教育学部15人(同5人程度)、教養学部19人(同)、工学部51人(同30人程度)、理学部37人(同10人程度)、農学部11人(同)、薬学部4人(同5人程度)、医学部医学科4人(同3人程度)、医学部健康総合科学科1人(同2人程度)だった。

 出願者数がもっとも多かったのは、51人が出願した工学部。出願倍率をみると、教養学部3.8倍、理学部3.7倍、教育学部3.0倍などが高かった。一方、経済学部、薬学部、医学部健康総合科学科は、出願者数が募集人員の目安を満たさなかった。

 なお、今回発表された出願状況は大学として出願書類を受け取った通数であり、これから学部ごとに出願資格などの審査を実施するという。

 今後は、12月2日に第1次選考結果を発表。第1次選考合格者を対象に12月14日と15日に面接などを実施する。その後、2020年1月18日と19日の大学入試センター試験を経て、2月12日に最終合格者が発表される。

 東京大学推薦入試の過去の実施状況によると、2019年度(平成31年度)は185人が出願し、第1次選考通過者127人、最終合格者66人。2018年度(平成30年度)は179人が出願し、第1次選考通過者135人、最終合格者69人であった。

《奥山直美》

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