トビタテ!留学JAPAN、4コースで大学生400名募集

 日本学生支援機構は2019年12月2日、官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」大学生等コースの第13期派遣留学生の募集を開始した。4コースで400名募集予定。締切りは2020年2月28日午後5時。

教育・受験 大学生
官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」
官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」 全 3 枚 拡大写真
 日本学生支援機構は2019年12月2日、官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」大学生等コースの第13期派遣留学生の募集を開始した。4コースで400名募集予定。締切りは2020年2月28日午後5時。

 「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度。2020年までの7年間で約1万人の高校生、大学生を派遣留学生として送り出す計画となっている。大学生等コースでは、留学プランを自分で設計できること、インターンやボランティアも可能なこと、返済不要の奨学金であることなどが特徴。

 対象は、日本の高等教育機関に在籍する日本人学生など。支援内容は、海外留学費用(奨学金、留学準備金、授業料)の給付、留学事前・事後に行う研修の提供、継続的な学習や交流の場としての留学生ネットワークの提供。 “産業界を中心に社会で求められる人材”、“世界で、または世界を視野に入れて活躍できる人材”の育成という観点から、支援にふさわしい学生を広く募集する。

 募集コースは、「理系、複合・融合系人材コース」「新興国コース」「世界トップレベル大学等コース」「多様性人材コース」「地域人材コース」の5コース。地域人材コースを除く4コースで計400人を募集する。なお、地域人材コースは、対象となる学生の要件、留学プログラムの内容、募集・選考方法などが「地域事業」ごとに異なる。

 対象となる留学計画は、2020年8月10日から2021年3月31日までの間に開始され、留学期間が28日以上1年以内(3か月以上推奨)であること。また、留学先における各受入機関がそれぞれの留学開始前までに確保できる計画とする。そのほか、日本で開催される事前研修に参加することが留学開始の要件となる。

 日本代表プログラム大学生等コースは、日本学生支援機構の第二種奨学金に掲げる家計基準を満たす学生を対象とする「大学全国コース」と、家計基準を超える学生を対象とする「大学オープンコース」がある。支援予定人数のうち、大学オープンコースの支援は1割程度。家計基準を満たすか満たさないかは、在籍大学等へ必要書類を提出して確認する。

 応募締切は2020年2月28日午後5時。ただし、学生から在籍大学等への応募期間は各大学等にて設定されるため、応募前に担当部署などに問い合わせる。書面審査(1次審査)の結果通知は2020年4月下旬を予定。面接審査(2次審査)が5月16日と17日に実施され、採用結果は6月中旬に通知される。トビタテ!留学JAPANのWebサイトには、日本代表プログラムの募集要項などの詳細とともに、応募の手引き、説明資料などが掲載されている。

《黄金崎綾乃》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集