ガソリン価格が半年ぶりの高値…新聞ウォッチ
気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………
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今週末から冬休みの企業も多く、マイカーなどを利用して帰省やスキー場などのレジャーで遠出する人も多いことだろう。大手企業のこの冬のボーナスは、経団連の調査では1人当たりの平均額が95万1411円と、昨年と比べて1万6553円ほど多く、過去最高の支給額だそうだ。
ただし、懐具合はちょっぴりとホカホカになっても、年末年始の帰省や行楽でクルマを使う人には痛手となりそうなのが、ガソリン価格の値上がりだ。
きょうの朝日が「ガソリン150円迫る」とのタイトルで報じているが、日本エネルギー経済研究所石油情報センターが発表した12月23日時点の全国平均は、レギュラーガソリンで1リットルあたり前週より0.9円高い148.8円。10月下旬から8週連続の値上がりで、約半年ぶりの高値水準となったという。
ガソリン価格の値上がりが続くのは、原料となる原油価格が上がっているためで,OPECとロシアなどが協調減産の強化で合意したほか、米中通商協議の部分合意が発表され、世界経済の減速懸念が和らぎ、それを受けて、原油価格が上昇しているなどと取り上げている。
市場関係者の話として、記事では原油の調達コスト増で週末以降も値上がりが見込まれており「ガソリン価格が150円台前半まで上がる可能性がある」とも伝えている。値上がり前にとりあえず“満タン”という人も増えそうで、年末年始、低価格のガソリンスタンドには殺到しそうだ。
2019年12月26日付
●「企業トップの言葉2019」(読売・8面)
●日産・関副COO辞任を正式発表(読売・9面)
●日産「3頭体制」1か月で崩壊、関氏辞任、ナンバー3扱い不満か(朝日・6面)
●冬のボーナス、今年も最高更新(朝日・6面)
●訪日客、五輪前後の国内線値引き(朝日・6面)
●ガソリン150円迫る、半年ぶり高値、年末年始に痛手(朝日・7面)
●一人乗り自動運転ロボ、高齢者向け公道で試乗会(産経・8面)
●日本電産社長「ノーコメント」(産経・8面)
●11月の車国内生産9.1%減、76万7453台(産経・8面)
●世界景気「悪化」一服、米経済拡大見込む(日経・1面)
●自動車用ばね、米生産撤退、三菱製鋼(日経・15面
●日産株、8年ぶり安値(日経・17面)
●ニュース一言、ポルシェジャパン・キルシュ社長(日経・17面)
ガソリン価格が半年ぶりの高値、年末年始のマイカー族直撃[新聞ウォッチ]
《福田俊之@レスポンス》
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