学園祭グランプリ2019、MVPは立教大・池袋キャンパス

 レッツエンジョイ東京は2019年12月21日、関東首都圏の学園祭ナンバーワンを決定するコンテスト「学園祭グランプリ2019」の最終審査会を行った。1位(MVP)は立教大学 池袋キャンパスの「The 35th St. Paul's Festival」だった。

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The 35th St. Paul's Festival実行委員会メンバーと学園祭グランプリ運営委員会代表の滝久雄氏(中央)
The 35th St. Paul's Festival実行委員会メンバーと学園祭グランプリ運営委員会代表の滝久雄氏(中央) 全 5 枚 拡大写真
 レッツエンジョイ東京は2019年12月21日、関東首都圏の学園祭ナンバーワンを決定するコンテスト「学園祭グランプリ2019」の最終審査会を行った。1位(MVP)は立教大学 池袋キャンパスの「The 35th St. Paul's Festival」だった。

 「学園祭グランプリ」は、レッツエンジョイ東京がぐるなびの委託を受け、東京地下鉄の協力のもと開催している、関東首都圏の学園祭ナンバーワンを決めるコンテスト。2019年は141キャンパスが出場した。

 グランプリの総合TOP10は、「地域活性化」「国際交流」「大学独自」の3つの取り組みを審査ポイントとして、現役の学園祭実行委員の大学生らを中心に、書類審査やプレゼン審査を経て決定。このほか、「パフォーマンス賞」「海外発信賞」「装飾賞」など6つの「特別賞」、私鉄8社と協力して、各私鉄の沿線にあるキャンパスの中で、地域活性化において特に優秀な取り組みを行ったキャンパスを「電鉄賞」として表彰した。

 1位に選ばれた立教大学 池袋キャンパスによる「The 35th St. Paul's Festival」は、学園祭の総合テーマ「GAME」に基づき、会場装飾や個々の企画に統一感を持たせたほか、診断メーカー企業とのコラボでRPGの世界観を演出するなど、テーマ設定の一歩先の取り組みに注目が集まった。地域活性化においても、「冒険ラリー」と称してRPGのマップを模したデザインのスタンプラリー企画を制作。テーマ性だけでなく、サンシャインなど大手施設を巻き込んだ企画のスケールと行動力も高い評価を受け、MVP受賞につながった。

 2位の東京外国語大学 府中キャンパスによる「第97回外語祭」は、ネイティブの徹底指導のもと行われる「外国語劇」や、言語を学んでいる国の料理を1年生が作る「料理店」、学園祭のWebサイトを4言語で制作するなど、世界の言語・文化を研究する外語大の学園祭にふさわしい企画が集まっている点が極めて高く評価された。2019年度は、のべ約200人の留学生が参加したという。

 レッツエンジョイ東京Webサイト「学園祭特集」では、総合TOP10のほか、特別賞に選出された学園祭を見ることができる。

◆学園祭グランプリ2019
MVP:立教大学 池袋キャンパス「The 35th St. Paul's Festival」
2位:東京外国語大学 府中キャンパス「第97回外語祭」
3位:お茶の水女子大学「第70回徽音祭」
4位:早稲田大学 西早稲田キャンパス「第66回理工展」
5位:早稲田大学 早稲田・戸山キャンパス「早稲田祭2019」
6位:文教大学 越谷キャンパス「第52回藍蓼祭」
7位:国際基督教大学(ICU)「第60回ICU祭」
8位:東京理科大学 葛飾キャンパス「第7回 葛飾地区理大祭」
9位:東京農業大学 世田谷キャンパス「創立128年東京農業大学収穫祭」
10位:芝浦工業大学 豊洲キャンパス「第47回芝浦祭」

《桑田あや》

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