<社会>講評
(湘南ゼミナール 提供)
全体の大問構成が6問から7問になり、最後の大問には地理・歴史・公民の融合問題が出題された。基本的な知識を問う問題のほかに、原理原則を活用する問題、資料を読み取る問題、割合に関する問題などが出題された。
問1・問2の地理は、基本的な知識とともに、原理原則を問う問題や原理原則を活用する問題が出された。特徴的であったのは問2の(エ)。案内図と地形図を照合する問題で、難易度が高いものであった。
問3・問4の歴史は、全体的に難易度が下がった。歴史の流れや語句内容を理解していれば解ける問題が多かった。
問5・問6の公民も、全体的に難易度が下がった。正誤問題が中心で、比較的解きやすいものであった。
問7の地理・歴史・公民の融合問題は、資料が多く、情報処理に時間がかかってしまうものであったが、丁寧に読み進めていけば、各分野の知識や原理原則で解ける問題であった。
今後は知識を身につけるだけでなく、学んだことが実際の社会や生活でどう使われているかを普段から意識することが重要である。また、様々な問題パターンに慣れるためにも、各都道府県の問題を解くことも重要である。
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このレポートは令和2年2月14日(金)に、速報として湘南ゼミナールにより作成されたもの。
協力:湘南ゼミナール(執筆:伊藤宏樹氏)