【大学受験2020】学内掲示の合格発表中止…東大・大阪市立大、新型コロナ感染防ぐ

 東京大学は、2020年度(令和2年度)の一般入試(前期日程)および外国学校卒業学生特別選考の学内掲示による合格発表を中止し、Webサイトと携帯電話サイトのみに掲載することにした。新型コロナウイルス感染を防ぐもので、大阪市立大学も学内掲示を中止する。

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 東京大学は、2020年度(令和2年度)の一般入試(前期日程)および外国学校卒業学生特別選考の学内掲示による合格発表を中止し、Webサイトと携帯電話サイトのみに掲載することにした。新型コロナウイルス感染を防ぐもので、大阪市立大学も学内掲示を中止する。

 東京大学は3月10日に、本郷キャンパス内に合格者の受験番号を掲示する予定だった。しかし、国内の新型コロナウイルスの感染が続いており、受験生など大勢の人が集まり感染を拡大させる恐れのあることからキャンパス内での掲示を中止することにした。合格者は、Webサイトと携帯電話サイトのみに掲載する。

 大阪市立大学も、3月9日に一般入試(前期日程)の合格発表を学内掲示と大学のWebサイトでの発表を予定していた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、学内掲示による合格者発表は中止しWebサイトのみで行うことを発表している。

 一方、学内掲示で合格発表する予定の京都大学と北海道大学は、2月25日現在変更はない。京都大学は、前期日程の合格発表を3月10日~16日に、各学部の掲示場とWebサイトで行う。北海道大学は、前期日程の合格発表について、3月7日に学内の高等教育推進機構の正面玄関に掲示するとともにWebサイトに掲載する。

 感染拡大を防ぐため、各地でイベントが中止されるなどの対策がなされており、今後、各大学の対応も変更する場合があるので確認が必要だ。

《田中志実》

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