地震の歴史を振り返る「地図で見る日本の地震」刊行
偕成社は2019年12月、日本の地震の歴史を振り返るための本「地図で見る日本の地震」を刊行した。3人の地震学者に聞いた「子どもができる防災対策」から生まれた本で、対象は小学校中学年から。過去に起きた大きな地震を網羅し、絵や数字などを用いて詳しく解説している。
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この本が企画されたきっかけは、数年前に編集者が3人の地震学者に「子どもができる防災対策はあるか」と質問したこと。3人の回答はまったく同じで、「過去の地震を知ること」だが、「子どもがアクセスできる情報がない」というものだったという。
「地図で見る日本の地震」では、3人の地震学者の回答に応えるべく、過去に日本で起きた大きな地震を網羅。最古の地震として歴史に残る679年の筑紫地震から2019年の山形沖地震まで、地域ごとに紹介している。
地図上で「いつどこで地震が起きたか」を示したうえで、「地震の大きさや被害」について絵やテキスト、数字、過去の資料からの引用を用いて詳しく解説。当時の文字の記録をそのまま引用するなど、地震発生時のようすをリアルに伝えているほか、自分が住む地域で起きた地震も参照しやすくなっている。
過去の地震を知ることは、大切な防災方法のひとつ。東日本大震災の際、世代を超えて過去の地震の教訓を伝えてきた地域では被害が少なかったことからも、その大切さがうかがえる。「地図で見る日本の地震」で長い歴史を紐解くと、日本全国に地震のリスクが潜んでいることがわかり、地震を年代ごとに並べた年表からは近年地震の頻度が増え、いわゆる「地震活動期」に入っていることが一目瞭然だという。
対象は小学校中学年から。いつどこで地震が起き、人々がどのように行動したのか、どのような被害があったのか、「過去の地震の記録」を知り、学ぶことができる。定価は2,000円(税別)。
◆地図で見る日本の地震
発行日:2019年12月
対象:小学校中学年から
発行元:偕成社
作:山川徹氏
監修:寒川旭氏
サイズ:28cm×21cm
ページ数:104ページ
定価:2,000円(税別)
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