【高校受験2020】大阪府公立高入試<社会>講評…現代的な話題を反映した出題
2020年3月11日(水)、令和2年度(2020年度)大阪府公立高等学校入学者選抜のうち、一般入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムでは、成学社(開成教育グループ)の協力を得て、「社会」の講評を掲載する。
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リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「社会」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。
◆大阪府<社会>講評(開成教育グループ 提供)
昨年よりやや易化
大問1 政治・法制度 易しい
大問2 情報伝達 標準
大問3 食料問題 易しい
大問4 社会保障 標準
大問構成は例年通りであった。政治・法制度、情報伝達、食料問題、社会保障という大きなテーマにそって出題された。基本的な知識で対応できる問題が多く、記述問題の難易度も易しくなった。ただし、歴史の並べ替え、資料読み取り、説明記述問題は背景知識や理解を要し、得点差がつくと考えられる。分野ごとにみると、公民の、特に経済・社会保障分野の出題割合が高いことが特徴である。公民の配点の割合は、融合問題を除いて40%(昨年は32%)で、その中で経済・社会保障分野の出題が6割を占めている。内容では、情報格差、フードロス、所得の再分配などが現代的な話題を反映した出題になっている。
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このレポートは令和2年3月12日(木)に開成教育グループが作成したもの。
協力:開成教育グループ
《編集部》
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