新入社員の4割「入社式」中止・延期…新型コロナ影響
2020年4月入社予定者の約7割が不安を感じていることが、3月16日から19日にディスコが行った「新型コロナウイルスの流行拡大による入社式などへの影響についての緊急調査」より明らかになった。
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2020年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)のうち就職先企業が決まっているキャリタス就活2020学生モニター399人を対象に、新型コロナウイルスの流行拡大を受け入社式などへの影響についてインターネットで緊急調査を行った。調査期間は2020年3月16日から3月19日。
入社にあたって、新型コロナウイルス流行の影響による中止や延期など変更が生じているものを尋ねたところ、「入社式」が36.6%、「新入社員研修」が38.1%で、入社式や新入社員研修のそれぞれ約4割近くに影響が出ていることがわかった。
入社式に影響があると回答した人のうち、具体的な影響を尋ねたところ、もっとも多いのは「入社式の中止」で46.5%、「規模縮小」が26.4%と続いた。入社式に影響があると回答した人のうち4割以上の人の入社式が中止になっていることが明らかになった。
また、現時点では「まだ影響は出ていない/わからない」が48.9%で半数近いが、「今後中止になる可能性もあると聞いている」という声もみられ、さらに影響が拡大することも考えられる。
新型コロナウイルス流行により新生活に対して不安を感じるかどうかを尋ねたところ、「とても不安を感じる」が19.3%、「やや不安を感じる」が50.1%となり、4月入社予定者の約7割が新生活に対して不安を感じていることが明らかになった。
具体的な不安の内容は「会社の業績悪化による給与や賞与などへの悪影響に対して不安」や「先輩方が忙しく、後輩の面倒を見る余裕がないのではないかという不安」などがあった。
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