【休校支援】学習のための通信環境確保を支援する取組み(まとめ)5/1更新

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校措置を受け、25歳以下の学生の通信環境を確保することを目的に20GB以上の無償提供を打ち出した各社のサービスについてまとめる。

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 新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校措置を受け、携帯大手3キャリアが25歳以下の学生の通信環境を確保することを目的に月50GBまでの無償提供を発表した。これに続くように格安SIMブランドもデータ容量の無償提供を発表している。

 そこで20GB以上の無償提供を打ち出した各社のサービスについてまとめる。

3大キャリア各社



NTTドコモ



 2020年4月1日時点の契約者または利用者の年齢が25歳以下であり、かつ対象プランを契約している者が対象となる。2020年4月および5月利用分の「スピードモード」と「1GB追加オプション」を、50GBを上限に無償化する。

NTTドコモの支援

ソフトバンク



 対象者はソフトバンクおよびワイモバイルのスマホやタブレット端末、Wi-Fiルーターなどを利用中の25歳以下の個人のユーザー。2020年4月3日から4月30日までの期間、追加データの購入料金を最大50GBまで無償化する。また、ソフトバンクのスマホやタブレット端末などのテザリングオプションの利用料金も無償化する。データシェアを利用中の場合、契約者または使用者の年齢が25歳以下の回線が複数ある場合でも、無償化される追加データの上限は50GB。

ソフトバンクの支援

KDDI



 25歳以下のユーザーが対象。2020年4月1日から4月30日までの期間、データ定額サービス/料金プランでの月間データ容量超過後にデータチャージされた利用分のうち、50GB分までの利用料金およびテザリングオプション利用料を無償化する。

KDDIの支援

それ以外(格安SIMなど)



ニフティ



 ニフティは対象者は、2020年4月1日時点で25歳以下のNifMo契約者を対象に、2020年4月から5月の申込み分の「データおかわり」を最大40GBまで無償提供する(ただし各月20GBまで)。データおかわりのページから申し込む。

ニフティの支援

UQ mobile



 対象は25歳以下のUQ mobile利用者。月間データ容量超過後に追加したデータ容量の30GBまでの料金を無償で提供する。期間は2020年4月1日から5月31日(期間延長 ※5月1日追記)。「UQ mobileポータルアプリ」または「データチャージサイト」より、追加でチャージする。データチャージによる追加購入手続き時の画面などには無償化対象となることが記載されないが、本支援措置の適用条件を満たした利用者は、自動的に割引対象となる。

UQ mobileの支援

インターネットイニシアティブ



 対象者は大容量オプション(データオプション20GB、30GB)を2020年3月までに申し込んでおり、4月まで継続利用している25歳以下の者。30GBのデータ量(クーポン)が無償で付与される。契約プランで大容量オプションの20GB、30GBの両方を契約していても30GBの付与となる。ユーザー側の手続きは不要。

インターネットイニシアティブの支援

Y.U-mobile



 25歳以下を対象にMVNOサービス「y.u mobile」のデータチャージ料金を最大25GBまで無償化する。4月9日から5月6日まで。25歳以下(2020年5月6日時点)の契約者または追加SIM契約者が対象。

Y.U-mobileの支援

《鶴田雅美》

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