2019年12月に発表された「GIGAスクール構想(※)」、これに加え新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校中の子どもたちの学びを止めないために加速している教育ICT利活用。「バーチャル教育ICT Expo」では、子どもたちを、そして教育現場を支援する選りすぐりのサービス、プロダクトを紹介していく。
製品名
教育機関向け無料「Adobe Spark」
提供者
アドビシステムズ株式会社
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カテゴリー
デジタル教材
プログラミング・STEAM
その他(表現活動・プレゼンテーション)
サービス詳細(動画)
公式サイトへ
サービス概要
これからの未来を創る子どもたちに「創造的問題解決能力」をーー「Adobe Spark」は、グラフィック、Webページ、動画の3つの形式でインパクトのあるビジュアルプレゼンテーションを簡単に作成できる無料ツールで、世界中の学校で1,800万人以上の児童生徒に使われている。ChromebookやWindows PCでの利用ならインストール不要でWebからすぐに使うことが可能。iPadでの利用もアプリで簡単に始めることができる。検索設定や共有範囲の制限などデータプライバシーにも配慮されており、GIGAスクールデバイスでの利用も安心安全。「ポスターなど写真を使った作品制作」「校内外に共有したいWebページ制作」「写真・動画のスライドショー制作」など総合学習や自由研究のほか、学校行事や保護者向けの写真共有といった多彩なシーンで活用できることも魅力。公式サイト(上記)では国内外の活用事例が紹介されている。アドビ製品の導入が今回初めての学校の場合は、専用の「Adobe Spark利用申込み」フォームから登録申し込みが必要となるが、IDはGoogle for Education、Microsoft Azure ADとシングルサインオン連携が可能。
※GIGAスクール構想とは(GIGA=Global and Innovation Gateway for All.)
文部科学省は2019年12月、児童生徒1人1台の情報端末、および高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰ひとり取り残すことのない公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現させることを目指して「GIGAスクール構想」を発表した。
当初、2020年度までに全国の小学校・中学校・高等学校等で高速大容量の通信ネットワーク整備、2023年度までに全国の小学校・中学校で段階的に生徒児童1人1台のPC端末を整備するというスケジュールだったが、臨時休校が長引く状況を踏まえ、1人1台のPC端末整備についても2020年度中に全学年で目指すこととなった。