休校に伴う助成金・支援金…支給額引上げと期間延長
厚生労働省は2020年5月26日、新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金・支援金の上限額の引上げと対象期間の延長を発表した。助成金の上限を日額1万5,000円、支援金を1日定額7,500円に引き上げ、対象期限を9月30日、申請期間を12月28日まで延長する。
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
小学校休業等対応助成金・支援金は、新型コロナウイルス感染症による臨時休校などに伴い、子どもの世話で仕事を休まざるを得なくなった保護者を支援するために創設された制度。助成金は、正規雇用・非正規雇用を問わず労働者を雇用する事業主向け、支援金は委託を受けて個人で仕事をする人向け。
今回、上限額などの引上げと対象期間の延長を発表した。助成金の支給額は、休暇中に支払った賃金相当額の日額上限を8,330円から1万5,000円に引上げ。支援金の支給額は、就業できなかった日について1日あたり定額4,100円としていたが、1日あたり定額7,500円に引き上げる。
引上げ額は、4月1日以降に取得した休暇などにさかのぼって適用する。対象となる休暇などの期限は、現行の6月30日から9月30日へ、申請期間は現行の9月30日から12月28日へ延長する。
助成金・支援金の支給要件や手続きなどの詳細は、厚生労働省のWebサイトで確認できるほか、LINE公式アカウントからも見ることができる。上限額の引上げと期間延長に伴う新しい申請書などは、助成金制度と支援金制度のWebサイトにおいて5月中をめどに公表予定。今後の申請には、変更前の様式を使用しても差し支えないが、新たな申請書を使用したほうが手続きは円滑だという。
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