新聞を使ったゲーム21種「しんぶんの“ワッ!”すごろく」サイト公開

 日本新聞協会は2020年6月4日、新聞を使った21種類のゲームを盛り込んだ子ども向けのボードゲーム「しんぶんの“ワッ!”すごろく」キャンペーンサイトを公開した。サイトでは、すごろくの台紙、コマ、説明書などを無料でダウンロードできる。

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「しんぶんの“ワッ!”すごろく」キャンペーンサイト
「しんぶんの“ワッ!”すごろく」キャンペーンサイト 全 2 枚 拡大写真
 日本新聞協会は2020年6月4日、新聞を使った21種類のゲームを盛り込んだ子ども向けのボードゲーム「しんぶんの“ワッ!”すごろく」キャンペーンサイトを公開した。サイトでは、すごろくの台紙、コマ、説明書などを無料でダウンロードできる。

 日本新聞協会は、全国の新聞・通信・放送129社が加盟している。「しんぶんの“ワッ!”すごろく」は、新型コロナウイルス感染拡大防止の外出自粛に伴う「おうち時間」を充実させてほしいとの思いから、4月よりプレサイトで公開してきた。今後も在宅時間を活用して、家族で遊びながら楽しく学べる時間を作ってほしいという。

 すごろくは、コミュニケーション学が専門の鳥取大学の大谷直史准教授が監修した新聞(紙)を使った知育ボードゲーム。新聞記者になって「どうぶつタウン」を取材しながら、自分だけの「どうぶつしんぶん」を作っていく内容となっている。思考力・判断力・表現力などが育まれる21種類の「しんぶんち(新聞知)ゲーム」が盛り込まれ、紙面を広げてキーワードや写真を探すほか、新聞紙を折ったり破いたりと体を動かすゲームとなっている。

 「しんぶんちゲーム」の中のコミュニケーションゲームは、新聞記事を使い、自分だけの発想と表現で面白さを競うゲーム。たとえば、チェンジ「お母さん」と出たら、一語を「お母さん」に変えると面白い見出しを探す。そのほか、スピードゲームは新聞の記事の中から、素早くかつ的確に言葉や写真を探し出す速さを競う。たとえば「ビッグ」と出たら新聞記事の中から、一番大きいと感じる言葉を探し出す。

 対象年齢は4歳以上。プレー人数は3~4人(2人でも可)で、時間は20~30分を想定している。キャンペーンサイトでは、無料ですごろくの台紙、コマ、説明書などをダウンロードできる。

《田中志実》

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