ジュニアNISA…21万3,585口座、累積購入額3か月18%増

 日本証券業協会は2020年7月2日、NISA・ジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果を発表した。2020年3月末の証券会社のジュニアNISA口座数は21万3,585口座であり、2019年12月末と比較して、3.4%増加した。累計購入額は18.1%増加している。

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証券会社のジュニアNISA口座数の推移
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 日本証券業協会は2020年7月2日、NISA・ジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果を発表した。2020年3月末の証券会社のジュニアNISA口座数は21万3,585口座であり、2019年12月末と比較して3.4%増加した。累計購入額は18.1%増加している。

 ジュニアNISAは、子どもの将来のための資産形成をサポートする目的で、2016年に創設された「未成年者少額投資非課税制度」。未成年者の口座を開設し、本人に代わって親や祖父母などの親権者が資産運用を行う。

 証券会社のジュニアNISA口座数は、2020年3月末で21万3,585口座。2019年12月末は20万6,493口座で、3か月で7,092口座、3.4%増加した。2019年3月末は17万8,691口座で、1年の増加数は3万4,894口座だった。

 2020年勘定における証券会社のジュニアNISA口座での購入額は、2020年3月末時点で222.9億円。累計購入額は1,452.5億円であり、2019年12月末と比較して18.1%増加している。

 証券会社の一般NISA口座数は2020年3月末の時点で約711万口座であり、2019年12月末と比較して1.2%の増加。つみたてNISAの2020年3月末の口座数は約114万口座であり、2019年12月末よりも19.5%増加している。

 18歳までは払出し制限があるジュニアNISAだが、2020年度の税制改正で2023年の終了が決まっている。

《勝田綾》

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