埼玉県立自然の博物館、自宅で見学「バーチャル展示室」開設

 埼玉県立自然の博物館は、Webサイト上で館内を見学できる「バーチャル展示室」を新たに開設した。現在、新型コロナウイルス感染予防対策を実施したうえで開館しているが、より多くの人に安心して博物館を見学してもらえるよう自宅で見学できるツールとして公開する。

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バーチャル展示室(イメージ)
バーチャル展示室(イメージ) 全 2 枚 拡大写真
 埼玉県立自然の博物館は、Webサイト上で館内を見学できる「バーチャル展示室」を新たに開設した。現在、新型コロナウイルス感染予防対策を実施したうえで開館しているが、より多くの人に安心して博物館を見学してもらえるよう自宅で見学できるツールとして公開する。

 埼玉県立自然の博物館は、新型コロナウイルス感染予防対策を十分に行ったうえで6月2日より開館しているが、開館後は多くの来場者があり、週末を中心に入館待ちなどの状態が生じているという。こうした状況でも安心して博物館を見学してもらえるよう、新たに「バーチャル展示室」を公開した。

 バーチャル展示室では、順番待ちを気にせず博物館を見学することが可能。自分のペースでじっくり見学したい人や遠方で来館が難しい人、三密を避けて安心して見学したい人にもお勧めだ。

 360度カメラで撮影された自然の博物館の館内や展示室をWeb上でそのまま見学できるほか、特別コンテンツも用意。バーチャル上のチェックポイントで、館内を見学するだけでは気付かない展示物へのこだわりや一推しポイントを紹介しているほか、展示物の太古の巨大ザメ「カルカロドン メガロドン」に食べられる疑似体験、ジオラマの中の動物視点から見た展示室の風景など、通常見ることができない視点からさまざまな体験ができる。VRゴーグルがあればVRでの体験も可能。コンテンツは随時バージョンアップ予定だという。

 バーチャル展示室は、埼玉県立自然の博物館Webサイト上の特設ページに開設している。

《畑山望》

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