数学・算数を徹底マスター、全小中学生無料招待の東進オンライン学校「夏期講習」

 2020年8月に、東進オンライン学校にて夏期講習が実施される。東進オンライン学校を運営するナガセの常務執行役員 広報部長 市村秀二氏に話を聞いた。

教育・受験 小学生
講師の先生
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 「いつでもどこでもだれにでも 最新にして最高の教育を提供する」という東進の「教育の機会均等」の理念に基づき開講されている、東進オンライン学校(四谷大塚オンライン小学校/東進オンライン中学校)。申込者数は、東進オンライン学校の前身の「全国統一オンライン講座」の4月の開講以来、全国で24万人にも上るという。

 その東進オンライン学校が2020年8月5日から9日までの5日間(オンライン受講のため8月31日まで都合のよい日時に受講可)、夏期講習を連続配信するという。そこで東進オンライン学校を運営するナガセの常務執行役員 広報部長 市村秀二氏に話を聞いた。

1学期の難所を
5日間でマスターする



--まずは「夏期講習」を開講するに至った経緯を教えてください。

 新型コロナウイルス感染症は、今現在でも、子どもたちの教育にも大変な困難をもたらしています。3月から5月という長期間にわたる学校の休校による授業の遅れはもちろんのこと、学校が再開してからは休校中の遅れを取り戻すために授業のスピードを上げざるをえない状況ということもあって、「子どもたちがよく理解できないままに授業が進んでしまっている」という声が私たちのもとに届いています。

 このような厳しい状況の中、東進オンライン学校では、子どもたちが1学期の重要ポイントをしっかりと身に付け、算数や数学を大好きになってもらいたいと考え、夏期講習を実施することになりました。

東進オンライン学校夏期講習
東進オンライン学校夏期講習

--どういった内容の講義が、どのような体制で行われるのでしょうか。

 開講するのは算数と数学です。四谷大塚と東進が、長年積み重ねてきた膨大な学習データベースの分析をもとに、経験豊富な教務チームが1学期の学習範囲の中から、つまずきやすい難所や、今後の算数・数学の学習の基礎になるポイントを厳選した内容となっています。

 講習は全5日間ですが、オンライン受講のため8月31日まで都合のよい日時に受講できます。この5日間で算数・数学が大好きになり、2学期の学習に自信がもてるよう指導していきます。もちろん通期講座と同様に、すべての小・中学生を無料招待します。

小学校1年生の算数の授業のようす
小学校1年生の算数の授業のようす

算数・数学で論理的思考力を鍛える



--なぜほかの教科は開講せず、算数・数学のみに教科を絞っているのでしょうか。

 私ども東進・四谷大塚は、これから社会に出ていく子どもたちが、たくましく、そして生き生きと未来へ羽ばたいてほしいと願っています。そのために子どもたちには、どんな未来においても必要とされる「普遍的な力」を身に付ける必要があると考えています。

 今後の社会を生き抜くことを考えたとき、キーワードとなってくるのは「グローバル」と「デジタル」です。テクノロジーの進化が加速していくと、やがてやってくる未来は現在の私たちには想像もできないようなわくわくするような世界だと思うのです。AIやIoTなどの発達により、世の中はさらに便利になると考えられます。

小学校2年生の算数の授業のようす
小学校2年生の算数の授業のようす

 その一方で、私たち人間がやっていた仕事は次々と機械化されていくでしょう。すでにビジネスの世界では、3大メガバンクが事務職を大幅に削減していくと発表しています。

 この流れは一部にとどまらず、社会全体に広がっていくのではないでしょうか。そのような社会で活躍できるのは、機械に代替されることなく「人にしかできないこと」ができる人間だと思うのです。

 「人にしかできないこと」ができる人間とは、すなわち「人財」であると私たちは考えています。そのために子どものうちから培っていくべきなのは、筋道を立てて物事を考え、答えのない問題に立ち向かい、課題を解決していく力です。

 そのベースとなるのが「論理的思考力」です。算数や数学は「論理的思考力」を鍛えるために最適な科目なのです。

--子どもたちにはこの講座で、何を得てほしいとお考えなのでしょうか。

 「算数が大好き」「数学って楽しい」と思う子どもたちを増やしたいですね。

 先にも述べたとおり、これからの時代を生きていくうえで「論理的思考力」は必要不可欠なものであり、算数・数学はこうした論理的思考力を培うという意味でも最重要科目と言えるでしょう。ところが現在、算数・数学は子どもたちの苦手科目のNo.1でもあるのです。

 私たちは長年子どもたちを見ていますが、学習途中の小さなつまずきが原因でついていけなくなり、そのままになってしまう子どもが少なくありません。そして一度苦手意識をもってしまうと、「算数・数学が嫌いになる」「勉強をしなくなる」「余計にできなくなる」「さらに嫌いになる」という、悪循環に陥ってしまうのです。

小学校3年生の算数の授業のようす
小学校3年生の算数の授業のようす

 このループにはまり込んでしまうと、抜け出すのはなかなか大変です。今年は休校の影響もあり、学習の遅れを取り戻すべく学習スピードが上がり、そのために一番最初の段階の「つまづく」子どもが多くなるのではないかと危惧しています。

 東進・四谷大塚は、小・中学生のつまずきポイントを熟知しています。「東進オンライン学校」では、長年をかけて積み重ねてきたデータと磨き上げた教務力で、生徒をつまずかせない、そして算数・数学が大好きになってくれる授業を実践していこうと考えているのです。

 そして子どもたちが算数・数学の面白さに気付くことは、日本の将来をつくる礎になると信じています。

小学校5年生の算数の授業のようす
小学校5年生の算数の授業のようす

--受講生や保護者にメッセージを頂戴できればと思います。

 算数・数学がちょっと苦手と感じてしまっているお子さんは、とにかく勇気を出して一歩踏み出してみることが大切です。東進オンライン学校の授業はとても楽しくて分かりやすいので、「なんだ、そうだったのか!」と今まで分からなかったことが、すーっとわかる瞬間を経験できるでしょう。その積み重ねが、「算数・数学が好き」という気持ちにつながり、さらに「自信」となっていきます。

 多くのお子さんが「算数・数学が好き」な気持を持ってこれからの社会で羽ばたいていけるよう、私たちも応援しています。

中学生の数学の授業のようす
中学生の数学の授業のようす


東進オンライン学校夏期講習
--ありがとうございました。

 この夏、子どもたちが苦手意識を克服して2学期以降の学びを楽しんでいけるよう実施される夏期講習。全小中学生に無料で開放されるというこの「東進オンライン学校」の取組みは、学びの門戸を広く開くだけではない。ここで学び自己肯定感を高めた子どもたちが羽ばたく姿を目にしたとき、この取組みの本当の意義が明らかになるだろう。

《鶴田雅美》

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