小中学生対象、種子島への2021年度「宇宙留学生」募集

 鹿児島県南種子町は「南種子町宇宙留学制度」の2021年度宇宙留学生を募集する。募集期間は2020年9月1日より10月31日までで、先着順を原則として選考する。留学生は原則1年間、南種子町で生活し町内の小中学校へ通う。

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南種子町宇宙留学制度
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 鹿児島県南種子町は「南種子町宇宙留学制度」の2021年度宇宙留学生を募集する。募集期間は2020年9月1日より10月31日までで、先着順を原則として選考する。留学生は原則1年間、南種子町で生活し町内の小中学校へ通う。

 「南種子町宇宙留学制度」では、日本で唯一の大型ロケット発射場「種子島宇宙センター」がある南種子町で、ロケット打ち上げを間近で体験できるほか、JAXAの協力による宇宙やロケットに関する学習を体験することができる。

 また、種子島の豊かな自然環境と人情豊かな社会環境の中で、たくましい体や豊かな心を育むほか、親や友人を思いやる心や自立心を育てることができるという。

 「南種子町宇宙留学制度」には、「里親留学」「家族留学」「親戚留学」の3種類がある。「里親留学」は、南種子町が委嘱する里親のもとで留学するというもので、「家族留学」は、宇宙留学連絡協議会事務局が指定する町内にある住宅へ、家族で留学する。「親戚留学」は、3親等以内の南種子町の親戚のもとで留学する制度となっている。期間はすべて原則として1年間。

 対象は、「里親留学」が小学2年生から中学3年生までで、「家族留学」と「親戚留学」は小学1年生から中学3年生まで。宇宙留学申込書や健康状況調査票などをWebサイトよりダウンロードして記入し、決意や抱負をテーマとした作文とあわせて応募する。選考は、先着順を原則として行われる。

 なお、南種子町では、新型コロナウイルス感染拡大防止の点から留学受入計画を変更する場合があるとしている。

《海野由宇》

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