内容重視の英語プレゼンコンテスト「Change Maker Awards」オンライン開催

 英語4技能・探究学習推進協会は2020年8月21日、第3回Change Maker Awardsの予選・本選をすべてオンラインで開催すると公表した。日本の中高生の探究学習を推進する、内容重視の英語プレゼンテーションコンテストで、本選は2021年2月28日に開催する。

教育イベント 高校生
第3回Change Maker Awards
第3回Change Maker Awards 全 3 枚 拡大写真
 英語4技能・探究学習推進協会は2020年8月21日、第3回Change Maker Awardsの予選・本選をすべてオンラインで開催すると公表した。日本の中高生の探究学習を推進する、内容重視の英語プレゼンテーションコンテストで、本選は2021年2月28日に開催する。

 Change Maker Awards(CMA)は、中学生、高校生を対象に英語4技能と探究にスポットを当て、2019年1月27日に第1回目の本選、2019年の9月1日に第2回目の本選を開催した。総合評価はプレゼンテーションの内容が80%、英語力は20%と、従来の英語力を重視する英語系のコンテストとは異なる内容重視のプレゼンテーションコンテスト。全国から集まる中高生の多彩なテーマのオリジナリティあふれるプレゼンテーションの数々は、例年の傾向として本選当日の来場者を魅了しているという。

 第3回CMAは、個人部門とチーム部門と2つの部門に分けて実施。個人部門とチーム部門は書類選考と各ブロック予選を経て、それぞれ10チームが本選に出場となる。個人部門のテーマは「世界に伝えたい私の探究」―Show your Research/Action to the World―。自分が熱中している・夢中になっている探究について、プレゼンテーションする。

 チーム部門のテーマは、「私たち×〇〇」―Attract the World with your Research/Action―。熱中し、夢中で取り組んできた探究についてプレゼンテーションする。その際、「私たち×SDGs 」と、発表内容をSDGsと関連させてプレゼンテーションする。または、「私たち×〇〇」の自由テーマから選択する。 前年度の例として、昆布の効能、屋根の形状、Ethical Consumptionなど。

 各部門で、金賞(1チーム受賞)は1人あたり50万円分、銀賞(2チーム受賞)は1人あたり30万円分、銅賞(3チーム受賞)は1人あたり20万円分の海外経験プログラムを提供する。さらにチーム部門では、科学・社会課題をテーマに発表と議論を行う、アジア太平洋地域における中高生対象の課題研究コンテスト「Global Link Singapore」への無料招待が得られるGlobal Link賞が加わる。そのため、本選への出場者の中から個人部門は6チームが入賞、チーム部門は7チームが入賞し、最大で850万円分の留学などの海外学習支援特典を用意している。

 参加を希望する生徒は、Webサイトからプレエントリーを行うことで本エントリー(書類選考)用の情報を受け取ることができる。その後、本エントリーで提出する800字のエッセー提出により正式な参加表明となる。参加費は無料。予選と本選はオンライン開催するため、参加者に交通費・宿泊費などが発生する予定はない。プレエントリーの締切りは12月25日、本エントリーの締切りは12月27日。

 予選用動画の締切りは2021年1月29日。予選結果は2月1日午後5時にWebサイトで発表する。本選用の発表資料の締切りは2月22日、本選の開催日は2月28日。本選はオンラインで開催し、出場生徒が自宅などからオンラインでプレゼンテーションを行う。中継スタジオで審査し、進行するようすはYouTube Liveなどで一般公開する予定。

◆第3回Change Maker Awards
日時:本選2021年2月28日(日)10:00~17:00
形式:オンライン開催、YouTube Liveを配信予定
参加方法:Webサイトにプレエントリー後、本エントリーし、提出動画による予選を行う。本選では、自宅などからオンラインでプレゼンテーションする
参加費:無料

《田中志実》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集