【大学受験2021】英語資格・検定試験利用状況一覧を公開

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2020年10月20日、2021年度入試情報に「英語資格・検定試験利用状況」を掲載した。一般選抜で民間の英語資格・検定試験を利用する国公私立大学の詳細情報を一覧にまとめて紹介している。

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河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」
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 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2020年10月20日、2021年度入試情報に「英語資格・検定試験利用状況」を掲載した。一般選抜で民間の英語資格・検定試験を利用する国公私立大学の詳細情報を一覧にまとめて紹介している。

 「英語資格・検定試験利用状況」は、2021年度一般選抜において、民間の英語資格・検定試験を利用する大学の一覧。国公立と私立に分けて、利用大学の情報を集約している。

 一覧では、英語資格・検定試験を出願要件として利用する場合は「★」と記載。合否判定に利用する場合については、英語資格・検定試験の成績提出が必須の場合を「●」、任意提出の場合を「△」と記し、利用方法は「点数化」「試験免除」「その他」に分類している。

 記載している英語資格・検定試験は、ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定(英検)、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEIC LR&SW、TOEIC LRの9種類と「その他」。利用可能なスコアや等級も記している。

 たとえば、国際教養大学では一般選抜(全日程)で英語資格保持者への特例措置を設けており、提出は任意。基準とするスコアまたは等級を証明する書類を提出した者は、受験した大学入学共通テストの英語科目を満点に換算して合否判定する。基準となるスコア・等級は、英検準1級以上、GTEC(CBT、Advanced)1,200点以上など。

 上智大学の一般選抜では、学部学科試験・共通テスト併用型と共通テスト利用型において、英語資格・検定試験の結果を任意提出とし、合否判定で点数化して利用する。学部学科試験・共通テスト併用型は、CEFRレベルA2以上で大学入学共通テストの外国語について、満点を上限に加点(5~30点)。共通テスト利用型は、CEFRレベルB2以上で大学入学共通テストの外国語の得点に換算(180点または200点)し、高得点のほうを利用する。TEAPスコア利用型では、大学独自の英語試験は行わず、TEAPまたはTEAP CBTのスコアを英語の得点に利用する。

 Kei-Netの2021年度入試情報ではこのほか、新型コロナウイルス感染症への各大学の対応、共通テスト英語リーディング・リスニング配点比、入試変更点なども掲載している。

《奥山直美》

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