【大学受験2021】河合塾、入試難易予想ランキング表10月版

 河合塾は2020年10月22日、各大学の偏差値や大学入学共通テストの得点率を一覧にした「入試難易予想ランキング表」の最新版を公表した。共通テスト得点率のボーダーラインは、東京大学(理科三類)が91%、京都大学(総合人間-総合人間文系)93%。

教育・受験 高校生
(国公立大)文・人文学系(一部)
(国公立大)文・人文学系(一部) 全 24 枚 拡大写真
 河合塾は2020年10月22日、各大学の偏差値や大学入学共通テストの得点率を一覧にした「入試難易予想ランキング表」の最新版を公表した。共通テスト得点率のボーダーラインは、東京大学(理科三類)が91%、京都大学(総合人間-総合人間文系)93%。

 入試難易予想ランキング表は、国公立と私立の入試難易度(ボーダーライン)を学部系統別・大学所在地区別にまとめたもの。国公立は共通テスト得点率と2次試験(個別学力検査)の偏差値、私立は偏差値を掲載している。

 入試難易度(ボーダーライン)とは、河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるライン。ボーダーラインは2020年10月現在の予想で、2020年度入試の結果と全統模試の志望動向を参考にして設定している。なお、今後の模試の志望動向や大学の募集区分も変更の可能性がある。

 国公立大学の共通テスト(前期日程)の得点率をボーダーラインで見ていくと、社会・国際学系は一橋(社会-社会)85%、経済・経営・商学系は東京(文科二類)87%、法・政治学系は東京(文科一類)87%、医・歯・薬・保健学系は東京(理科三類)91%、総合・環境・情報・人間学系は京都(総合人間-総合人間文系)93%が最難関。

 私立大学の偏差値をボーダーラインで見ると、社会・国際学系は早稲田(社会科学-社会科学、政治経済-国際-共通テスト併用)70.0、経済・経営・商学系は早稲田(政治経済-経済-共通テスト併用、政治経済-国際-共通テスト併用、商-地歴・公民型、商-数学型、商-英語4技能型)70.0、法・政治学系は慶應義塾(法-法律)、早稲田(政治経済-政治-共通テスト併用、政治経済-国際-共通テスト併用)70.0、医・歯・薬・保健学系は慶應義塾(医-医)72.5、総合・環境・情報・人間学系は慶應義塾(総合政策-総合政策、環境情報-環境情報)70.0が最難関。

 河合塾が提供する大学入試情報サイト「Kei-Net」では、2021年度入試情報として、共通テストに関する情報や入試科目・日程に関する情報、入試変更に関する情報、新設大学・増設学部・学科に関する情報、新型コロナウイルス感染症への各大学の対応などを掲載している。

《田中志実》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集