「子どもの本2019」4ジャンルのおすすめ図書リスト公開

 図書館振興財団は2020年10月、「『子どもの本2019』おすすめ図書リスト」をWebサイトに公開した。2019年に刊行された絵本や児童書を「絵本」「フィクション」「ノンフィクション」「ヤングアダルト」の4つのジャンルに分け、解説とともにリストアップしている。

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 図書館振興財団は2020年10月、「『子どもの本2019』おすすめ図書リスト」をWebサイトに公開した。2019年に刊行された絵本や児童書を「絵本」「フィクション」「ノンフィクション」「ヤングアダルト」の4つのジャンルに分け、解説とともにリストアップしている。

 図書館振興財団は毎年、前年に刊行されたお勧めの絵本や児童書を4つのジャンル(絵本、フィクション、ノンフィクション、ヤングアダルト)別に紹介するイベント「子どもの本 この1年を振り返って」を開催している。2019年度は2020年3月4日、5日に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止としていた。

 今回、中止となったイベントに代えて、各ジャンルの選者によるお勧めの本や気になる本をリストにして紹介する「『子どもの本 2019』おすすめ図書リスト」を Webサイトに公開。イベント時と同じく4つのジャンルごとにさらに細かなテーマを設けてリストアップしており、特にお勧めの作品には★印を付けて紹介。対象学齢も表記されている。冒頭部分では、選者による2019年の図書に関するポイントを記載。後半部分では、リストアップした図書すべての詳細や感想などをまとめている。

 各ジャンルの選者は、「絵本」日本子どもの本研究会・絵本研究部の五十嵐静江氏、「フィクション」児童書選書委員会の渡辺敬子氏、「ノンフィクション」科学読物研究会の近藤君子氏、「ヤングアダルト」日本子どもの本研究会・ヤングアダルト&アートブックス研究部会の須藤倫子氏が担当。リストは図書館振興財団Webサイトから確認できる。

 なお、2020年度の「子どもの本 この1年を振り返って」イベントもすでに中止が決定している。

《畑山望》

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