TOEFL iBT、2021年テスト日程を公表

 TOEFLテスト日本事務局CIEE Japanは2020年11月30日、英語能力測定試験「TOEFL iBT」の2021年の日程カレンダー(会場実施分)を公開した。同テストは、大学・大学院レベルのアカデミックな場面で必要とされる英語運用能力を測定する試験。

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2021年の日程カレンダー(会場実施分)
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 TOEFLテスト日本事務局CIEE Japanは2020年11月30日、英語能力測定試験「TOEFL iBT」の2021年の日程カレンダー(会場実施分)を公開した。同テストは、大学・大学院レベルのアカデミックな場面で必要とされる英語運用能力を測定する試験。

 TOEFL iBTは、「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能を総合的に測定するテスト。インターネット配信される問題をコンピューター上で受験し、スピーキングは回答音声をマイクを通して録音、ライティングはタイピングで回答する。世界中の受験者のスコアの公正性と公平性を確保するため、一貫性のある採点基準を導入しているETSの採点ネットワークを通じて採点。スピーキングとライティングのスコアは、採点者の先入観により影響を受けないよう、複数の採点者とAI採点を併用した採点方式を導入している。

 2021年の「TOEFL iBT」の会場実施は、毎月土曜のほか一部日曜の3~6回、年間で51回を設定。テスト日・会場は、通常テスト日の約6か月前よりテスト公式Webサイト「テスト日程・会場検索」上で公表され、受験申込が可能となる。TOEFL iBTテスト実施予定会場の詳細は、Webサイトで確認できる。全会場で全日程のテストが実施されるとは限りらない。また、追加・変更される場合がある。申込締切日前でも会場が満席になった時点で申込締切になるので、早目の申込みを勧めている。

 新型コロナウイルス感染防止の対応策として、自宅受験「TOEFL iBT Home Edition」を実施しており、2021年以降も継続することが決まっている。テスト会場で受験する通常のTOEFL iBTテストと同じ内容、フォーマット、画面のテストを「ProctorU」の試験監督者によるオンライン監視のもと、受験者自身のパソコンを使用して自宅で受験する。またそのスコアは会場での受験と同じく、TOEFL iBTテストの公式スコアとして教育機関で活用されている。詳細はサイトで確認できる。

《田中志実》

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