【中学受験2021】福岡県立中志願状況…宗像中3.25倍

 福岡県教育委員会は2020年12月14日、2021年度(令和3年度)県立中学校および県立中等教育学校志願状況について公表した。もっとも倍率が高くなったのは宗像中学校で3.25倍。面接や適性検査、作文を行う検査は2021年1月10日に実施する。

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2021年度福岡県立中学校および福岡県立中等教育学校志願状況
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 福岡県教育委員会は2020年12月14日、2021年度(令和3年度)県立中学校および県立中等教育学校志願状況について公表した。もっとも倍率が高くなったのは宗像中学校で3.25倍。面接や適性検査、作文を行う検査は2021年1月10日に実施する。

 2021年度(令和3年度)県立中学校および県立中等教育学校の志願期間は11月26日~12月9日。募集のあった5校全体でみると、入学定員520人に対し志願者数は924人、倍率は1.78倍。2020年度と比較すると、0.18ポイント減少している。

 各校の志願状況は、育徳館中学校は定員120人に対し志願者数は198人、志願倍率は1.65倍、門司学園中学校は定員120人に対し志願者数は132人、倍率は1.10倍。もっとも高い倍率だったのは宗像中学校で、定員80人に対し志願者は260人、倍率は3.25倍。

 そのほか、嘉穂高等学校附属中学校は定員80人に対し志願者数は193人、倍率は2.41倍。輝翔館中等教育学校は定員120人に対し志願者数は141人、倍率は1.18倍。2020年度と比較して志願者が増えたのは輝翔館中等教育学校のみで、0.21ポイント増加した。

 検査日(面接・適性検査・作文)は2021年1月10日に実施する。入学予定者の決定・結果通知書の発送は、1月19日。また、同教育委員会は志願者と保護者に向けて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための注意事項をWebサイトに掲載。12月27日以降に「発熱や風邪など、次の症状が発生した場合」「新型コロナウイルスに罹患した(している)場合」「保健所から濃厚接触者に該当するとの連絡を受けた場合」は、必ず志願校に連絡すること。また、検査日当日の朝は必ず検温と体調確認を行い、急な発熱や風邪などの症状が発生した場合は、直ちに志願先学校へ連絡が必要。

 なお、新型コロナウイルス感染症罹患者、濃厚接触者、発熱や風邪などの症状があり受検できない場合は、追試験を1月24日に実施する。追検査を希望する場合は、1月10日午後4時までに志願先学校に申し出て、その指示に従って手続きをする。

《田中志実》

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