子ども向けオンライン英会話「Novakid」日本で本格展開

 EdTechスタートアップのNovakidは2020年12月16日、日本市場でのサービスを本格的に開始。ネイティブ教師とのゲーム形式授業とAIによるデジタル学習プラットフォームを提供する。

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Novakidの学習プラットフォームを使用したレッスン画面
Novakidの学習プラットフォームを使用したレッスン画面 全 2 枚 拡大写真
 EdTechスタートアップのNovakidは2020年12月16日、日本市場でのサービスを本格的に開始。ネイティブ教師とのゲーム形式授業とAIによるデジタル学習プラットフォームを提供する。

 Novakidは、4歳から12歳までの子ども向けにネイティブスピーカーの認定教師による個人レッスンを提供するオンラインESL(English as Second Lanuage)学習プラットフォーム。生徒指導者のセッションから詳細な生徒の達成度合いのデータを収集・分析し、各生徒のカリキュラムをパーソナライズする。2017年に米国で創業以来、30か国以上で事業を展開し、世界中に2万人以上の生徒をもつ。

 Novakidのカリキュラムは、外国語のコミュニケーション能力を測定する国際標準規格CEFRに準拠しており、5つのレベルで構成(子どものレベルは体験レッスンで判定)。インタラクティブなゲーム形式の教材とライブの個人指導セッションを組み合わせた独自の形式で、学習効果を高める。また、最新のTPR(Total Physical Response)メソッドにより、英語がわからなくても言葉や顔の表情、ジェスチャーで学べるため、自然に理解できるようになる。

 レッスンは完全オンラインで実施。生徒ごとに用意されたアカウントでは、レッスンや独自の宿題の達成度合いに応じて星が得られ、子どもたちのやる気を促進する。保護者はレッスン後に個人アカウントで、先生のフィードバックやレッスンのようすの動画を確認できるほか、スピーキング、リーディング、語彙、リスニングの理解度をテストすることにより、子どもの習熟度を成果月報を通じて確認できる。

 授業時間は1レッスン25分。料金は1回あたり800円から。プランは、サブスクリプション型の月謝コースと、複数のレッスン単位で受講する自由コースがある。また、ネイティブレベルの先生とのレッスン(スタンダード)と、英語を母国語とする先生とのレッスン(プレミアム)によって料金が異なる。

 無料の体験レッスンを実施しており、Webサイトから予約できる。体験レッスン終了後に個人アカウントにログインし、希望のプランをクレジットカードで購入後、受講スケジュールと先生を選択できる。

《桑田あや》

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