緊急事態宣言、文科大臣「共通テスト予定通り」表明

 文部科学省の萩生田光一大臣は2021年1月5日に臨時記者会見を行い、大学入学共通テストを予定通り実施する考えをあらためて表明した。緊急事態宣言が出された場合も学校の一斉休校は避けることが適切とし、高校入試なども予定通り実施することを求めた。

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 政府が首都圏1都3県に緊急事態宣言の発令を検討していることを受けて、文部科学省の萩生田光一大臣は2021年1月5日に臨時記者会見を行い、大学入学共通テストを予定通り実施する考えをあらためて表明した。緊急事態宣言が出された場合も学校の一斉休校は避けることが適切とし、高校入試なども予定通り実施することを求めた。

 1月5日に会見した萩生田大臣は、「新型コロナウイルス感染症に関しては現時点においては児童生徒の発症や重症の割合は低く、また学校から地域へ感染が広がっている状況ではない」と説明。「緊急事態宣言が出された場合、地方自治体等の学校の設置者が臨時休業の必要性を判断することになる」としたうえで、地域一斉の臨時休校について「子どもの健やかな学びや子どもたちの心身への影響の観点から避けることが適切だと考えている」と述べた。

 1月16日から始まる大学入学共通テストについては、「感染防止対策に万全を期したうえで予定通り実施する」と言明。高校入試などについても、感染症対策や追検査など受験機会の確保に万全を期したうえで予定通り実施してほしい考えを示した。

 各大学が実施する個別の入学者選抜については、2020年10月29日付で改定した「令和3年度(2021年度)大学入学者選抜に係る新型コロナウイルス感染症に対応した試験実施のガイドライン」に基づく感染防止対策の徹底や選抜方法などの工夫により、各大学で適切に実施してほしいとした。

 「受験生が安心して実力を発揮することができるように受験機会を確保することが重要であると考えている」と語り、一般選抜における追試験は9割以上の大学が設定していると説明。2020年12月18日には、引き続き必要な措置を最大限講じるよう各大学へあらためて要請したという。

《奥山直美》

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