立教・明治大はオンライン授業へ…緊急事態宣言下の対応

 立教大学は2021年1月7日、キャンパスが位置する1都3県に緊急事態宣言の発出が検討されていることから、現在、対面授業を実施している科目の一部をオンライン授業へ切り替える。明治大学や青山学院大学も授業体制などについてWebサイトで公表している。

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 立教大学は2021年1月7日、キャンパスが位置する1都3県に緊急事態宣言の発出が検討されていることから、現在、対面授業を実施している科目の一部をオンライン授業へ切り替える。明治大学や青山学院大学も授業体制などについてWebサイトで公表している。

 立教大学は、緊急事態宣言の目的の一つに、外出の制限があると考えられることから、登下校を可能な限り控えるために、現在、対面授業を実施している科目の一部をオンライン授業へ切り替える。オンラインへの切り替えについては、それぞれの科目担当者からメールなどで連絡を行う。また、緊急事態宣言の発出後は、対面授業や図書館の予約利用などを除き、できるだけキャンパスへの立ち入りは控えること。やむを得ず大学へ登校する場合も、マスク着用の感染防止策を徹底するよう呼び掛けている。

 明治大学は、1月8日以降の活動制限指針レベルを引き上げることにした。具体的には、1月8日・9日の「補講および対面授業の振替実施日」、1月12日から1月22日までの「通常授業実施日」、1月23日の「補講および対面授業の振替実施日」について、いずれもオンラインで実施する。対面授業を予定していた授業科目や卒業論文、卒業研究、修士論文、博士論文の個別指導等についても極力オンラインで実施する。授業以外の諸活動についても、1月8日から活動制限指針レベル3の体制で運営することを予定している。

 青山学院大学の2020年度後期授業は、国やキャンパスが所在する東京都、神奈川県の判断が変更されない限り、これまでどおり遠隔(オンライン)および面接(対面)にて実施する。なお、引き続きキャンパスへの不要不急の入構を制限しているので注意が必要。また、課外活動は、緊急事態宣言発出中は活動の自粛を要請するとともに、飲食を伴う活動はすべて禁止とする。2020年4月に発出された緊急事態宣言と比べ、制限が少ないように感じる学生もいるかもしれないが、引き続き「新しい生活様式」を実践し、不要不急の外出を控えるなどしてこれまで以上に感染防止に努めることを促している。

《田中志実》

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