埼玉県の進路希望状況調査は、県内国・公・私立の中学校や特別支援学校中学部などの卒業予定者について、その進路希望状況を明らかにする目的で実施。今回の調査は2020年12月15日現在の状況をまとめたもの。調査対象校は、前年同期より1校増加し486校。卒業予定者数は、前年同期比1,353人減の6万1,742人。
県内全日制課程の学科別の希望倍率は、普通科が1.19倍、専門学科が0.91倍、総合学科が0.96倍。倍率が高い学科を見ると、普通科は、市立川越2.90倍がもっとも高く、ついで川口市立2.42倍(募集人員を40人減)、市立浦和2.29倍。そのほか、大宮1.76倍、浦和1.30、川越1.40倍、川越女子1.35倍、春日部0.99倍など。
理数科では、大宮2.18倍がもっとも高く、ついで川口市立1.83倍、市立大宮北1.80倍など。外国語科では、春日部女子1.28倍、越谷南1.25倍など。総合学科は、川越総合1.59倍(募集人員を40人減)、滑川総合1.15倍など。
2021年度埼玉県公立高等学校入学者選抜の日程は、出願期間が2021年2月15日・16日、志願先変更期間が2月18日・19日。学力検査は2月26日、芸術系学科などの実技検査や一部の学校における面接は3月1日に実施する。追試験は3月3日。入学許可候補者発表は3月8日に行う。