【大学受験2021】コロナで面接中止など…選抜方法変更大学

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2021年1月14日、2021年度入試情報に「12月25日以降に選抜方法変更が判明した大学」を掲載した。個別学力検査を中止する山陽小野田市立山口東京理科大学など、1月14日時点で11国公私立大学へのリンクをまとめている。

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河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」
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 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2021年1月14日、2021年度入試情報に「12月25日以降に選抜方法変更が判明した大学」を掲載した。個別学力検査を中止する山陽小野田市立山口東京理科大学など、1月14日時点で11国公私立大学へのリンクをまとめている。

 「12月25日以降に選抜方法変更が判明した大学」は、新型コロナウイルス感染症への対応として、2020年12月25日以降に選抜方法の変更が判明した大学へのリンクをまとめたもの。表示された大学名をクリックすると、各大学が発表した変更内容が確認できる。

 1月14日時点で掲載しているのは、国公立大学9校、私立大学2校の計11校。このうち、山陽小野田市立山口東京理科大学は、一般選抜(前期日程・中期日程)において、同大学と6県の学外試験場で予定していた個別学力検査を中止。大学入学共通テストの得点を活用して選抜を行う。選抜方法の変更に伴い、大学入学共通テストの配点も一部変更する。

 岐阜大学では、教育学部一般選抜(前期日程)について、2021年度入試に限り、全講座で共通面接を中止する。音楽教育講座では種目1(ソルフェージュ)を中止し、種目2(声楽)は録画物の提出により実施。美術教育講座では、グループ面接を個人面接に変更。保健体育講座では、すべての種目で体育実技検査を中止し、運動歴調書の提出により実施する。

 東京外国語大学では、可能な限り多くの受験生が日帰りで受験できるよう、一般選抜(前期日程・後期日程)の試験の開始時間を午後に繰下げる。前期日程試験では、言語文化学部・国際社会学部・国際日本学部の外国語科目「英語」の試験時間を短縮。問題数を減らし、試験時間を150分から90分に短縮して実施する。

 Kei-Netの2021年度入試情報ではこのほか、新型コロナウイルス感染症に伴う各大学の一般選抜における対応・配慮などを一覧にして掲載。私立大出願状況リンク集、大学入学共通テスト特集、入試変更点、新設大学・増設学部・学科一覧なども紹介している。

《奥山直美》

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