小1家庭内タブレット所有率、2017年より約20ポイント増加
小学1年生のタブレット所有率(学校貸与除く)は2020年の調査で27.2%となり、2017年から20.9ポイント増加していることが、教育ネット総合研究所が発表した調査結果より明らかになった。一方で、ゲーム機の所有率は減少している。
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調査は、教育ネット支援自治体の小学校、中学校の児童生徒を対象に実施したもの。2020年調査では、小学1年生1,741人、小学2年生1,705人、小学3年生2,208人、小学4年生2,257人、小学5年生2,250人、小学6年生2,358人が回答した。
自分専用のタブレット所有率は、小学1年生が27.2%、小学2年生が22.7%、小学3年生が26.0%、小学4年生が29.1%、小学5年生が26.1%、小学6年生が27.0%。いずれの学年も、2017年調査と比べて所有率が増加している。特に、小学1年生は2017年の6.3%から、20.9ポイントも増加していた。
一方で、自分専用のゲーム機所有率は、小学1年生が14.6%、小学2年生が25.5%、小学3年生が34.8%、小学4年生が44.4%、小学5年生が49.8%、小学6年生が55.8%と、タブレットに比べて所有率が高い。しかし2017年調査と比べると、いずれの学年も所有率は減少している。
文部科学省が取り組む「GIGAスクール構想」では、児童生徒に1人1台の端末環境を進めている。教育ネット総合研究所は今回の調査結果を受けて、「1人複数台の端末利用となる可能性がある」とコメントしている。
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