<理科>講評
(スクール21 提供)
昨年並みの難易度でした。
今年も昨年同様、それまで毎年のように出題されていた「考え方や計算の過程」を答える問題は出題されませんでした。
大問1.小問集合
昨年同様の難易度でした。
大問2.地震
全体として難しくはなかったですが、問5(2)は今までにないグラフを書かせる問題で、ほとんどの受験生にとって初見だったのではないでしょうか。
ここで差がついたと思われます。
大問3.ヒトの体の動く仕組み
「腕が曲がる仕組み」という珍しい題材の大問でした。筋肉がどこにつながっているか記述する問題では、何をどう書いたらいいのか、手こずった受検生も多かったのではないでしょうか。
また、てこの計算も出題されました。 あまり出題されないタイプの問題でしたので、決して難しい問題ではないのですが、戸惑った受検生は多かったと思われます。
大問4.水溶液とイオン
問4や問5などは決して難しい問題ではありませんが、問題の主旨から外れたところで考え込んでしまった受検生もいるかもしれません。 訊かれていることに集中できれば、比較的すんなりと答えは導き出せたと思われます。
大問5.電流と発熱
問4に多少複雑な計算問題がありますが、他は易しい問題でした。
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このレポートは令和3年2月26日(金)に速報としてスクール21により作成されたもの。
協力:スクール21