宇宙プロジェクト「dearMoon」は、アメリカの宇宙開発企業スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(SpaceX)社が2023年の打ち上げを進めているロケット「Starship」による民間人初の月周回計画の全席の権利を、2018年に前澤氏が取得したことにより始動した。前澤氏の「宇宙へ行くチャンスをより多くの、より多様な人に開きたい」との願いから、ともに月へ行くクルー8人を、世界中から公募することを決定した。
応募条件は2つ。宇宙に行くという経験を生かし、社会や人の役に立つための自身の活動を、圧倒的に伸ばし加速させることができる人。同じ船に乗る仲間の活動を、自身の活動とあわせて全力で応援し協力できる人。
応募方法は、dearMoonプロジェクト公式サイト内のエントリーページから必要な項目を記入し登録する。事前登録をした全員に、後日メールにて選考の案内をする。事前登録をした人には、写真入りのエントリー証明書を発行する。事前登録は3月14日午後11時59分(日本時間)まで。登録した全員がSTEP2に進むことができる。STEP2の書類選考の締切りは3月21日午後11時59分(日本時間)。その後、STEP3の課題選考、STEP4のオンライン面談が行われ、STEP5の最終面談とメディカルチェックを5月下旬までに行う予定。
「前澤友作YouTubeチャンネル」では、前澤氏とSpaceXのCEO・イーロン・マスク氏への独占インタビュー映像を公開。映像ではなぜ同乗者を世界中から募集することにしたのか、どんな人々に応募してほしいか、そして、月に行きたい理由や楽しみにしていることを語っている。