【高校受験2021】滋賀県公立高入試<社会>講評…やや難化

 2021年3月9日(火)、2021年度(令和3年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施されたリセマムは、京進の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2021】滋賀県公立高入試<社会>講評
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 2021年3月9日(火)、2021年度(令和3年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。2021年3月5日に発表された全日制課程の出願者数は、学力検査定員6,004人に対し6,602人が志願し、確定志願倍率は1.10倍。学校別の志願倍率は、膳所1.63倍、石山(普通)1.31倍など。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

滋賀県公立高入試<社会>講評
(京進 提供)



大問1 地理「主な農作物と国々」 〔標準〕
大問2 歴史「外交史と都市」 〔やや難〕
大問3 公民「日本の政治について」 〔やや難〕

 大問構成は例年通りであった。大問1では主な農作物と関連付けて世界地理内容を広く網羅した問題となっていた。大問2は単なる外交史ではなく外国との窓口になった都市にまで関連した内容で、深く問われていた。特に6の資料読み取り問題は難しかったと思われる。大問3の公民分野の政治分野も細かな内容まで問われた。記述問題は字数指定がなく、難度が上がった印象。初見の資料をきちんと読み取り、解答する練習を積んでおく必要がある。また、記号選択問題では、「すべて選びなさい」という形式が無く、選択問題は取り組みやすくなっていた。全分野とも資料を使った問題に重点が置かれていたため難度が上がった印象である。

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 このレポートは2021年3月9日(火)に、速報として京進により作成されたもの。

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協力:京進

《編集部》

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