東大・一橋大は挙行、横国大・埼玉大は中止…判断分かれる入学式

 東京大学は2021年度の入学式を4月12日に挙行することを公表し、一橋大学は前年度と合同で行う。一方、横浜国立大学と埼玉大学は、中止を決定した。緊急事態宣言が延長された首都圏の国立大学では、入学式を挙行する大学と中止する大学と判断が分かれている。

教育・受験 大学生
入学式について
入学式について 全 5 枚 拡大写真
 東京大学は2021年度の入学式を4月12日に挙行することを公表し、一橋大学は前年度と合同で行う。一方、横浜国立大学と埼玉大学は、中止を決定した。緊急事態宣言が延長された首都圏の国立大学では、入学式を挙行する大学と中止する大学と判断が分かれている。

 東京大学は3月11日、2021年度の入学式を4月12日に日本武道館で挙行すると公表した。ただし、新入生のみの参加とし、家族等は入場できない。さらに、会場への同伴も控えるよう呼び掛けている。当日は、来場できない入学者および家族などのために、式典のようすをインターネットで映像配信する。

 一橋大学の2021年度の入学式は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため入学式を実施できなかった2020年度入学生も対象とし、4月4日に合同で開催する。感染拡大防止の観点から、出席は当該学生のみで時間を短縮し、学部入学式は学部ごとに分けて開催。家族などは参加できない。式典のようすはインターネットで映像配信を予定している。

 東京工業大学の入学式は、学士課程・大学院課程の合同開催として4月5日に挙行する。ただし、新型コロナウイルス感染症対策のため、代表以外の新入生、教職員、家族などの参列はできない。式典の模様を大学の公式YouTubeチャンネルでライブ配信し、1週間程度アーカイブ配信する。

 横浜国立大学は、4月7日に予定していた入学式の中止決定を3月10日に公表した。首都圏の「緊急事態宣言」の延長や、神奈川県の感染者数の減少傾向は見られるものの、依然として予断を許さない状況であることを踏まえたもの。4月からの授業実施方法や、オリエンテーションなどの各種行事日程・手続き等については、近日中に改めて大学のWebサイトで知らせる。

 埼玉大学も4月8日に予定していた入学式中止を決めている。規模の縮小や来場制限など、可能な限りの感染拡大防止策を講じたうえで挙行することを検討してきたが、首都圏での感染拡大が収まらず収束時期も不透明であることから、新入生の健康と安全を考慮したという。入学式の代替措置として、後日、新入生に対する学長からのメッセージ動画の配信を予定している。

 また、私立大学では、慶應義塾大学と早稲田大学が回数を分けるなどして挙行する予定。

 なお、各大学の入学式は新型コロナウイルスの感染拡大の状況により、開催の有無・規模などを変更する可能性があるので、大学のWebサイトなどで最新情報を確認のこと。

《田中志実》

この記事はいかがでしたか?

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集