【大学受験】地方受験生の東大離れ、医学部進学の傾向…MLPが分析

 MLPは2021年4月、医歯薬学部受験に特化した予備校「S3 Medical」を本格始動する。MLPは、東京大学の合格発表から推測される今後の受験傾向を分析。地方の受験生は東大離れの傾向にあり、医学部に入学して医師を目指す生徒が多くなっているという。

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MLPは、東京大学の合格発表から推測される今後の受験傾向を分析
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 MLPは2021年4月、医歯薬学部受験に特化した予備校「S3 Medical」を本格始動する。MLPは、東京大学の合格発表から推測される今後の受験傾向を分析。地方の受験生は東大離れの傾向にあり、医学部に入学して医師を目指す生徒が多くなっているという。

 MLPは、東京大学の合格発表から推測される今後の受験傾向を、各高校の進学実績や合格者数をもとにリサーチした。東京大学への合格者数は、開成が1982年に初めてトップとなって以来、2021年まで一度もトップの座を譲っていない。MLPによると、「開成ダントツ時代」はまだ当分続きそうだという。

 MLPは、着実に難関大学への進学実績を積み重ねる高校の中から、注目する高校を紹介している。MLPが注目する高校1位は、桜蔭(東京)。女子校としてはダントツの東大合格者数を輩出しているが、近年は勢いがさらに増している。

 2位は聖光学院(神奈川)、3位は渋谷教育学園幕張(千葉)、4位は西大和学園(奈良)、5位は都立日比谷(東京)。このほか、日比谷と同様に注目すべき公立高校として横浜翠嵐(神奈川)をあげている。日比谷も横浜翠嵐も、学区制の撤廃で都内・県内全域からの受験が可能となり、優秀な生徒が入学するようになったことが最大の要因だという。

 また、東大合格者数の上位を私立勢が占める中で、毎年着実に合格者を出す公立高校として、浦和・大宮(ともに埼玉)、千葉・船橋(ともに千葉)、横浜翠嵐・湘南(ともに神奈川)、土浦第一・水戸第一(ともに茨城)。関東地方以外の高校では、岡崎・旭丘(ともに愛知)の名前があがっている。

 最近の東京大学合格者数高校別ランキングは、トップ10の学校のほとんどが首都圏の中高一貫校であることが特徴。その要因には、聖光学院や渋谷幕張のような首都圏の新興勢力の学校の台頭があるが、ラ・サール(鹿児島)や久留米大付設(福岡)など地方の私立進学校や県立トップクラス高校に通う生徒の中に「東大離れ」現象が進んでいることも要因のひとつだと考えられる。

 東京大学を卒業して公務員(官僚)や一般企業へという道よりも、医学部へ入学し医師となる選択をする生徒が多くなっている傾向にあるという。2021年度学校別医学部現役合格者数ランキングでは、トップ10に首都圏外の高校が複数ランクインしている。

 MLPは最近の受験傾向を鑑みて、医歯薬学部受験に特化した予備校「S3 Medical」を2021年4月より本格始動する。現役東京大学医学部生が講師となり、私立大医学部医学科受験突破に欠かせない「数・英・物理・化学の4教科」に特化した集中授業を行う。3月28日には、「S3 Medical」体験会をTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで開催。参加申込はWebサイトにて受け付けている。

《外岡紘代》

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