親が子どもになってほしい職業、コロナ禍で選ばれたのは?

 公務員予備校に関する情報を発信するメディア「コムヨビ」は2021年3月29日、新型コロナウイルスと子どもの将来の就職に関する調査の結果を公表した。新型コロナウイルスの影響を受けて、親が子どもになってほしい職業の1位は「公務員」であった。

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コロナ禍以降、子どもになってほしい職業第1位は?
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 公務員予備校に関する情報を発信するメディア「コムヨビ」は2021年3月29日、新型コロナウイルスと子どもの将来の就職に関する調査の結果を公表した。新型コロナウイルスの影響を受けて、親が子どもになってほしい職業の1位は「公務員」であった。

 新型コロナウイルスと子どもの将来の就職に関する調査は、「コムヨビ」を運営するNEXERが2021年2月22日~28日、自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して実施した。対象は、事前調査で「就職経験のない子どもがいる」と回答した男女515人。「13歳のハローワーク」の2021年1月1日~31日の人気職業ランキング上位19位から抽出した。

 「新型コロナウイルスの影響を受けて、子どもの就職に不安があるか」との問いには、「すごくある」148人、「少しある」194人と、全体の約66%が「ある」と回答した。

 新型コロナウイルスの影響を受けて子どもの就職に不安があると答えた342人を対象に「子どもになってほしい職業」を尋ねた結果は、1位「公務員」185票、2位「医師」30票、3位「薬剤師」25票、4位「看護師」23票、5位「プロスポーツ選手」10票。

 1位の「公務員」は全体の約54%を占めた。回答した人に理由を聞いたところ、「景気に大きく左右されないし、福利厚生もしっかりしてそう。定年まで働けそうだし、老後も安心」(東京都、38歳女性)、「これからのコロナ情勢で不安定な世の中、公務員が一番安定していると考えるから」(栃木県、45歳男性)など、職業や職場環境などの安定感を指摘する声が多かった。また、2~4位には医療系の職業が入った。

 「コムヨビ」では、6位以下のランキングなどについても紹介しており、詳細はWebサイトから見ることができる。

《奥山直美》

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